12.25.2014

お肌のはなし。



画像:ANAWALLS


私は子どもの頃からアトピーもちで、アトピーが治ったあとも乾燥気味で、大学に入ってからは赤みとかゆみがひどくなっていきました。
一番ひどくなった22歳の春にお金と時間をかけて本気で原因を探ったので、そのときにわかった原因といま生活で気にかけていることをまとめます。



  • 香料アレルギー

私は香料アレルギーです。
いい香りのするシャンプーやリンスを使うと、どんなにゆすいでも髪に残った香料に目のまわりや首のまわりが反応してかゆみ・赤みがでます。

なので無香料のシャンプーやリンスを選んでいます。

無香料に変えたときはNOV(無香料)を使っていたのですが、あまりにも髪がきしきしするので色々と転々としています。留学初めてからAUSSIというブランド(微香料)を使っていたのですが、やや荒れ始めたので最近John Masters Organics(無香料のライン)に変えました。

基礎化粧品も全て無香料です。

これもまたNOV(無香料)を使っていたのですが、あるときKiehl's(基本無香料、たまに天然香料)を使ったときに肌への良さが違ったのでそれ以来Kiehl'sです。
(Kiehl'sはヘアケアが無香料でないのが残念です)

あとextra careとしては髪にも顔にもアルガンオイルを使っています。

敏感肌の方で留学している方に、悩み別で商品を選べる(そして割引価格)サイトがあったので載せます ね。
http://www.naturisimo.com/index.cfm




  • 食生活

私は人よりお腹が少し弱いです。

動物性タンパク質やお酒、人工甘味料や人工的に精製された砂糖(白砂糖)は消化酵素の消費が激しく、胃腸に負担のかかる食べ物だそうです。

それを食べ過ぎると、腸のフィルター機能が壊れて、体内に悪いものが入って来て、肌に炎症(特に口まわりの乾燥や顔のニキビ)がでたりお腹を壊したりします。

なのでお肉やお酒、白砂糖は控えめに。
朝ご飯は無しかフルーツ。
主食はお米でできるだけグルテンフリー、よくかんで食べること。
コーヒーもわりとお腹を直撃するので、おいしいコーヒーを飲みたいときだけしか淹れません。でも味のある飲み物が好きだから、フルーツティーやハーブティーをよく飲んでいます。

基本的には、牛乳より豆乳を選ぶとか、日本人の消化酵素で対応できそうな食品を選びます。


  • 検査のススメ

以上が生活で気をつけていることです。
最近になって、「自分」の肌には何がよくて何がよくないかなんとなくだけど分かるようになりました。

それも、22歳の春に総合病院の皮膚科に何度も通い検査したことや、整体に通って歪みじゃなくて食生活かえろと説教されまくった時期があるからだと思います。(整体師と喧嘩して泣いたこともあった。笑)

専門家は下手なネットの情報よりもずっと信頼できるので、時間とお金を注いででも足を運ぶことをおすすめします。

皮膚科では1〜2万円ほどのパッチテストを行いました。3〜4日お風呂に入れないので秋〜冬の診療をおすすめします。
整体は別にいいのですが、経験上ステロイドいくら塗っても治らない場合は生活習慣の厳しい見直しがかなり効くと思うので、指摘してくれる人のもとへ行くといいと思います。

  • おまけ、たべものの話。

22歳の春〜夏は肌に毒にならない食べ物を探し求める中で色んなおいしいものに出会った気がします。そして、ゆっくり味わうことによっておいしいものに出会えるようになったとも思います。
実際に白砂糖を断食してから、白砂糖だらけのお菓子やパンを食べ続けると気持ち悪くなるようになりました。

高くても「良いものをちょっとだけ」の選択はなんとなく気持ちを豊かにしてくれるし、早食いの大食いよりも上品な気がします。(これは最近の自分への戒めを込めて。)

なので、ちょっと贅沢な日本酒やさんに行ってちびちび飲むのは普通に大好きです。


  • イギリスに来てからと、その反省。

香料に関しては、効果とお値段との間で奮闘中です。
(無香料かつしっとり洗い上がるものはやっぱり高い!)

食生活が乱れてしまい、特に最初の2ヶ月はストレスでたくさんクッキーを食べていました。
自炊の手をぬくと、外食にライスの選択肢がないので簡単に詰みます。

生活にもなれてきたし、2015年は食生活にもう少し気を使うようにします。
どんなにいいチャンスがあっても、健康じゃないと飛びつけないからね。



11.02.2014

みんなで解決!イギリスのフードシステム研究

先日、Essex Sustainability Institute で知った「Fruits of our labour: Labour process and the political economy of the food system」というセミナーに参加してきました。会場は、The Minories Art Galleryという美大併設のギャラリーで、本当にセミナーあるの?というくらいおしゃれでした! :)

1階カフェです
おいしいランチ(久しぶり!)
















  • 主催は研究者と活動家のコラボ団体 "Food Research Collaboration"



Food Research Collaborationは、現場経験をもつアカデミアの方が設立した団体で、イギリスのフードシステムのためにAcademiaとCivil Society Organization(以下CSO) の連携を促進する団体です。


主な活動は、フードシステムに関するセミナーの開催(今回は"The Future of Our Food"というシリーズの1つ)で、アカデミアとCSO両者がパネリストやオーディエンスとして参加しており、両者の経験や知識の共有やネットワーク作りの場を提供しています。オープニングトークからは、アカデミア側の実践的で活用される研究をしたいという強い思いを感じました(今回のテーマははまさに、CSO側からのサプライチェーン上流の不透明性に関する疑問からセッティングされたそう)。


  • フードシステムって経済学?農学?社会学?



食というものが人と切り離せないトピックである以上、フードシステムとひとくくりにされてもその対象とする時間や空間、視点は様々です。ここでは、全体のプレゼンテーションを通じて見えて来たストーリーを私なりにまとめようと思います。


フードシステムと労働となると、まず問題視されるのが途上国プランテーション農場での労働搾取。今回ブラジルからいらしたJosefa Salete Barbosa Cavalcanti氏(Federal University of Pernambuco, Brazil)によると、商品の「クオリティ」を求める現在の世界市場は、ブラジル北東サンフランシスコバレーの ぶどうのプランテーション農園の労働環境について悪影響を与えているそうです。具体的には、「労働時間、賃金に関する条件悪化」や「季節労働者の相対的増加」、「下請け会社によるGLOBAL GAPのモニタリングの甘さ」が指摘されていました。


さて、このような劣悪な環境に対抗する手段として、良い労働条件を保証した「フェアトレード」という方法があります。しかし、Prof. Chris Camerによると、エチオピアとタンザニアのコーヒー・紅茶農園におけるフェアトレードプロジェクトと、周辺の農家を比較した結果、前者(フェアトレード)の労働環境は後者(ノンフェアトレード)に劣ることが明らかになったそうです。フェアトレードはどこがフェアなのかが不透明であり、プロジェクトに関わる少数の農協関係者が大半の利益を取って行くことも散見され、フェアトレード/ノンフェアトレード農家の労働環境格差は年々開いて行っているとのことです。


一方、先進国のフードシステムにおける労働環境も良いとは言えません。アメリカのマクドナルド従業員の約半分は政府から家計補助を受けているとDr. Michael Heasmanは言います。このような社会で現在、様々なアクターが食と労働に関わる状況を改善しようと働いていますが、フェアトレードのように本末転倒になるケースもあります。これに対して彼は、あらゆるステークホルダーを巻き込んだ"Justice"の見直し(ダイアローグ)、共通の認識による再定義が必要だと提言していました。


Justiceの見直しの先に何があるのか?それはDr. Adam LeaverとAndrew Bowman氏(Centre for Research on Socio-Cultural Change)がイギリスのスーパーマーケットにおける豚肉サプライチェーンの比較にて明かしてくれました。イギリスでは近年豚肉の自給率が低下し、比較的賃金の高い国からの輸入が増加しています。これは、豚肉サプライチェーンにおけるマージンの搾取、すなわち非正規雇用による労働契約の短期化を繰り返した結果、産業が不安定になってしまったためだと指摘されます。ケーススタディとして、低賃金労働以外の方法で効率的な豚肉(PB)の流通構造をもつスーパーマーケットのみ、豚肉部門の業績がのびていました。すなわち、適正な労働環境は経営に良い影響をもたらすということです。



  • 変わりダネ:大手企業の人権侵害対策、手段は厭わず!



実は一番目をひいた研究は、Dr.Carole Elliottによる2つのウェブサイトにおけるvisual semioticsの実証比較研究でした。英語力不足から何を言ってるのかいまいちよくわからなかったのですが、コレ↓が物語っていました。




どことなく似ている2つのウェブサイト、実は全く違う意図をもったサイトなのです。

上は、日本でもナビスコやリッツなどのブランドを展開してる世界的お菓子メーカー "Mondelez(UK版)" (日本版)の ホームページです。下は、 "Screamedelz" というパロディサイト。ロゴやカラーリング、タブの配置やページ上部の金額(上ではNASDAQ株価です)まで似せてある"Screamedelz"、一体何のために作ったのでしょうか?


———答えは、Mondelezの人権侵害を訴える(Scream!!)ためです。
よく見るとScreamedelzページ上部の金額は「CEOが(労働者に)補償すべき金額」になっています。公式ホームページより「毎日100000人の従業員に支えられています」などの文章を引用し、「そう、親指を捧げたりね(工場事故で親指をなくしたが一切の補償がなかった従業員の話)」と続けるなどの痛烈な風刺で、Mondelezにおける人権侵害を暴き、消費者にフードシステムの真実を告げています。


残念ながらvisualやdétournementに関することは理解できなかったのですが、このウェブサイトはかなり強烈なアンチ活動だったのでここで取り上げました。




<<関連リンク>>
エジプトとチュニジアにおける労働搾取の現状をまとめたものです、ぜひ見てみて下さい!


画像はScreamdelezウェブサイトより


  • 長い1日を終えて


以下は感想です。

会場にいた研究者の方々やpostgraduateの学生の、実践的な研究を目指しているところや、アカデミアの枠に捕われずいろいろなアクターと恊働して食の問題を解決したい!という姿勢がすごく印象的でした。
そして改めて、フードシステムの分野は経済学や経営学だけでは解決できないものがあるというのを痛感。自然科学系の大学から一転、政治や人権に熱心な人と一緒に住んでいるからか、社会科学の社会における重要性をとても強く感じています。付随して、国際機関がチームで動く意味もわかってきた気 がします。


去年フランスやイギリスのフェアトレード研究や消費者研究の論文を参考に卒論を書いていたときに、そのリアリティーや多様なアクターの出現にずっと憧れていました。なので今回、アカデミア、Civil Society 、量的研究、質的研究全てが一丸となってフードシステムに 取りかかっている様子を見て、イギリスに来たなあと感じた1日でした。
(laborの書き方もlabourになりました。)


私はこの世界に飛び込みたいか?
今はそれを考えています。

おわり。


※私の英語力不足より、詳細に誤りがある可能性があります。申し訳ありません。

7.27.2014

The overwhelming country, US.

NPO法人Innoplexインターンによるニューヨーク都市農業視察、その後の大学院見学のためのボストン・サンフランシスコ訪問、20日間のアメリカ出張/旅行の感想を書き連ねます。


  • 人種、貧富と個人の国。
    ニューヨークでは、黒人街であるハーレムの近くに滞在した。すると、仕事の訪問先で会う人と、帰って来てから見る人種が異なる。そして、生鮮野菜の価格と、ファストフードの価格差。所得層によって食事の品質がガラっと変わってしまう。アメリカ政府は低所得者層への食の保障システムがいくつかあるが(food stump, school foodsなど)、色々な人へ話を聞いていると、品質の保障まではなされていないような所感を覚えた。

  • 表現の街、ニューヨーク
    地下鉄施設の古さ、ゴミの異臭、排水の不整備、ニューヨークは整っていない東京だ。都市としての機能は完全に東京に劣っている。それでも東京には絶対勝てないところがある、表現の自由だ。ニューヨークは働く町であると同時に、アートの町でもある。至る所で人が音楽を奏で、絵を描き、跳ねて踊る。デモをして、野菜を売り、生き方を主張する。誰も止めない。ごまんとある小さなギャラリーにはなにがなんだかわからない作品が展示され、値段がつく。大きな美術館は週に1度、無料で開放される。世界の文化を発信する絶好の場であり、自分の可能性を鼓舞する環境を感じた。

  • 東西の差
    ニューヨークの野菜のまずいこと、黒人の多いこと、建物の高いこと。サンフランシスコの野菜のうまいこと、アジア人の多いこと、建物の低いこと。同じ国なのに全く違う都市。それぞれのバックグラウンドの違いは、沖縄と北海道の比ではないのかもしれない。

  • 自然のない国
    ほっと一息つくような、落ち着ける公園は、UC Berkeley内にある公園だけだった。他の建物や公園は全て、気持ちよいけれどとても人工的。全てが計画都市。昔から商人が通っていたからいまは主要な国道、だとか、昔から人々が水をくみにきていた池だから公園として保全、だとか、そういうものが息づいていない。息のつまるような都市だった。

  • アカデミックエリートとの出会い
    彼らは、シビアでオープンだ。日本の劣等生の進路相談にのってくれたJ-PALの方、 Davis市内の農業関連施設を案内してくれたUC Davisの学生の方、経済学で見える世界を丁寧に説明してくれたStanfordの学生の方、みんな初めて会う人なのにとてもオープンに私のほしい情報を次々と差し出してくれる。すばらしい世界を見せてくれた。これはこれから2年間、経済学を勉強するためにこれ以上のモチベーションはないと感じた。本当に感謝。

7.26.2014

実は最先端のコミュニティ、DAVIS!



サンフランシスコ3日目は、AmtrackでDavisまで行ってきました。
2年ぶり!
今回はUC Davisでコミュニティデザインを学んでいる方が農業・コミュニティツアーを(炎天下6時間チャリで)してくれました!焼けた!
以下レポートです。最後にまとめがあります。
  • Community Garden。

    確か100ドル/年で1区画借りれる。(30ドルのデポジットあり)ほとんどがDavis市民。割と本格的に栽培している人も多かった。水道が何カ所かに通っていて、各々ホースで水をあげていると思われる。カリフォルニアは数年に一度の干ばつに見舞われており、8月からはDavisも公共水栓の利用時間が制限されるとのことです。(超過すると罰金あり)Compostもやってたよ。
  • Central Park

    畑というよりガーデンが整っていた。この公園はコミュニティデザインの手法で設計されており、市民とのワークショップを通じて作られた。ファーマーズマーケットが開けるように屋根を作ったり、卸やすい位置に駐車場を作ったり、子どもが安心して遊べるようにgreenaryのところは真ん中に行くほど低くなっていたりする。

  • Village Home
    ここはDavis事前学習時に聞いていて行きたいと思っていたところ。Village住民のCommunity Garden。
    Village内は車が通れない道が多い、私有地というより共有地と言えるスペースが多い、果樹を多く植えた「edible landscape」となっている、自然排水を取り入れて畑など水が必要なところが低地になっている、など色々な配慮が施されているそうです。

    Edible landscapeだからこその看板。他にもたくさんの果樹がうわっていました!
  • UC Davis West Village

    ここはUC Davis内で新しく建てられたdorm。ホンダと共同で開発された建物であり、全てLEED認証取得のエコでクリーンな建物。屋根という屋根にソーラーパネルが設置されている。
    なんと!D-Labのオフィスもありました!
    案内してくれた方はD-Labの授業もとっていたらしく、前に一度だけ話を聞いたKartのことを知っていたり、、いいねえ。

  • Student Farm
    とれた野菜はCSAしているとのことで、UCD産CSAっておもしろいなって思った。
    トマトを頂戴しました、なまぬるかったけどおいしかったです笑

  • Viticultureの校舎(これもLEED取得)
    校舎裏に広がるぶどう畑・・・・
    ここは校舎もLEED(Pratinum)を取得してました。
  • PACHAMAMA Coffee

    最後にカフェに寄りました。ここは100%生産者組合がownしているカフェで、それぞれのコーヒーの下には農協名が書かれています。感動!
    でも折角ドリップで入れているのになぜかスプーンでかき回してとても苦いコーヒーが出てくるというちょっと残念なかんじでした。お姉さんわかってないのかな・・・爆
  • まとめ
    コミュニティデザインの分野から見ると、Davisはかなり技術のつまった街のようです。UC Davisがサステナブルな建築を積極的に取り入れていたり、街の中心であるセントラルパークの設計や、Village Homesの設立など、コミュニティ・都市計画の新しいかたちが市民の身近なところにふんだんに取り入れられた町でした。そして畑の多いこと!まさにEdible Communityであり、ニューヨークやポートランド、サンフランシスコではやっている地産地消の動きの最先端であるのかもしれないと感じました。

    やっぱりいいまちだったんだね(^_^)

7.11.2014

Key of Urban Agriculture

Key of Urban Agriculture
スーパータフな4日目でした。
  • Brooklyn Navy Yard Farm by Brooklyn Grange
海軍基地跡地の屋上を農園にしたところ。手がけたブルックリングレンジはわりと有名な都市農業推進団体。(そしてクール。)
ここは難民・移民の職業訓練も行っている。(だから人は撮っちゃだめって)市からのルーフトップガーデンの許可はとりやすいみたい。やはりグリーンが増えるのは、ヒートアイランドだとか雨水流出の解決策にもなるから。雨水流出に関して強く言ってたことから、東京とニューヨークの下水力?の差を調べる必要を感じた。
都市農業のドライバーは色々なところにあるし、話を聞いてその重要性に気づいたりする。
ハチミツを買って帰ったよ(^_^)
  • ROSEMARY’S
ルーフトップガーデンつきのレストランにいってきました!産直の一番すごいやつ、店産店消ってやつです!
簡単に言うと、これ↓が
これ↓になります
マンハッタンのほうにあるレストランで、おいしくておすすめでした!
なぜか紙製のストロー。おしゃれ!やけど最後ぶよぶよになってきた(笑)
  • Down to Earth
その後はファーマーズマーケットを経営するDown to Earthのマーケットのひとつに言って来たよ!わりと普通だったかな、、、
イケメンの農家のお兄さんがいて、イケメンだったことしか覚えていないよ!笑
イケメンはすごく野心的に農業していて、hydroponicsにも興味をもっていた。かっこいいわ。
  • ひとやすみ、Abraco
同行人のいちばんのおすすめコーヒーやさん、マンハッタンのAbraco Espressoに行ってきました。おごってくれたよおねえさん♡thx!
ここのオリーブオイルケーキがおいしいとのことで、食べてみたら本当においしかったです!オリーブオイルケーキというものを初めて食べたけど、本当に最後にオイルの味がするから不思議。
  • Corbin Hill
そしてその日最後の訪問先、ハーレムにあるCorbin Hill Projectのオフィスへ。これは自分でとりにいく東都生協のようなもの。会員は週1で野菜セットをそれぞれのピック場所へとりにいく。
そこで話した人たちがすごく気さくで、フードシステムとかについてたくさん話すことができてとても楽しかった!(長い1日で、疲れて話せなかったのが無念・・・)
これは低所得者向けのプロジェクト。確かに、アメリカのスーパーや、みてきたハイエンド野菜に比べると、18ドルで袋一杯に新鮮な野菜が買えるのはとてもお得な気がした。
日本ではこのような取り組みはないのか?と聞かれ、まず野菜がここまで高くないと答えたら、ヨーロッパ人と同じ答え、と言われた。理由については、伝統的な貧しい人=農村部の人は野菜がある、そしてJAのおかげで野菜は安い、と答えた。社会構造の違いを感じた。アメリカでは移民という、職も土地もない人っていうのが、伝統的に存在している。日本も新しい貧しい人=都市部の貧困、は増えている。
そして農業政策。食品大企業のお金になる作物(コーンとか)ばかり補助金を出している。
都市農業、そして小規模農家の応援は、所得に関する社会構造や、アメリカ全体の政策のひずみから生まれたものでもある。
  • ラップアップのおしゃべり。
収穫の多い1日だったので、ラップアップのためにカフェで最後の休憩。同行してる人もインターンだけど、大学からアメリカで環境学を学び、現在環境政策を学んでいる大学院生。
低所得者の問題だとかを聞いた。
出張に来て、日本ではみえなかったニューヨークの都市農業の輪郭が見えてきたような日でした。

7.10.2014

WALK AT NIGHT


  • SKE VEGETABLES
2日目は、朝からブロンクスのSky Vegetablesという rooftop greenhouseを視察。Kateさんは超オープンマインドってかんじでとてもよかったです。ファシリティーもテクノロジーを感じてかっこよかったし、作物も元気に育っていました。やはり人工光より太陽光だ!
見える景色も違います。
  • 部屋移動
お昼に帰宅して、部屋を移動しました。ランドリーが無料でついている方のフラットにしてもらったんだけど、たった3st分 Upper Eastsideに近づくだけでgrocery storeの質もかわり、なんだか感動。
  • そして疲れと暑さで昼寝したら5時間経過してました。泣いた。
美術館行ってから価格調査するつもりだったのに・・・
  • 気を取り直して20時くらいからおでかけ。
こちらの夕日は遅い。
Union SquareのTrader Joe’sに行くもレジの列が店内を一週していたので他のスーパーに行き、見事Brigth FarmsとどっかのHydroponic butter lettuceをげっと!
その後22時にもなってひとりでブルックリン(怖かった)
Brooklyn Bridgeの夜景を見ようと思ってて、でも遅くなるし怖いから帰ろうかと思いつつ行ったけど、行ってよかった!

WALK WALK BIKE


  • 3日目の朝はブロンクスにあるコミュニティガーデンの訪問から。
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  • 最寄り駅はあのヤンキーススタジアム!
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  • 9/11メモリアルミュージアム

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次の予定まで時間があるので、寄り道することに。
最初は、ほぼ唯一のテロだけどここまでおおげさな・・・と思っていたのですが、中に入って資料を見ているとなかなか衝撃的だったことが感じられました。
WTCを左から右へ突っ切るセスナ、その後の爆発、倒壊、9/11, 8:46から時系列を追った「AIR/GROUND」のパネル×3カ所分がなかなかリアリティーがあり、13年後にして漸くなにが起こったのか知りました。
当時わたしは小6で、翌日の社会の授業に使う新聞がどの子も1面にこの写真だったこと、卒業式の練習を終えてテレビをつけたらアメリカが開戦していたことを覚えています。
アルカイダの説明のプロジェクターは、やはりビンラディンの攻撃的な発言が多く引用されていて、これでは復讐心をうんでしまうのでは?と思ったけれど、知らなかったのでやはり勉強になりました。
これを見てアメリカ人が何を思うのかは知りませんが、イラク戦争のアメリカ人兵士の精神的ダメージ、現地の無用な攻撃など、10数年で歴史に残さなければならないものが他にも確実にうまれたと思います。9/11メモリアルが、その点だけではなくて、その後の線を描くミュージアムになれば、現代的な戦争がもっと身近になるのでは、と思いました。
まあ歴史資料館とかって、終わってから作られるしね、よくわかんないけど。
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この壁を見たとき、言葉の意味は曖昧にしかわからないけど、どっちかというと東北の海の青がすぐさま連想されました。(6月にwork for東北の人とワークしたからかもしれない)空の青だそうです。
ミュージアム側の意図としては、たった1日の出来事があなたを思い出から消すことはない、すなわち、あなたたちはずっと心の中で生きている、というようなことだと思います。ひとりひとりのことは知らないけど、自分が好きな土地とか風土、それは消えないと、個人的には思いました。
8〜9月は、東北のことを知って、現代社会の情勢も勉強しようと思いました。
  • ブルックリンの果て、Edible schoolyard project。
その後電車にのること1時間、ESYPに到着。ここは畑→食事を小学生にカリキュラムの一環として教える団体。連携している学校のひとつに訪問しました。アメリカの都市のこどもは野菜のことを何も知らないというのは以前聞いてたのですが、香港やシンガポールでもそのようなことは多く、今後日本でも増えて行くのかな?と思います。出身校に園芸の時間があったけど、先進的だったのかもね!笑
はたけ
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キッチン
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やはり、こどもたちの嗜好がかわると家族にもいい影響をもたらすそうです。中学生くらいを相手にすると、結構効果あるみたい!
終わってからは便利な駅に行くために、AvenueZ(果ての果て・・・)まで歩いてへとへとになりました。とにかく暑い!
  • しかしその後セントラルパークで30分自転車爆走するなど・・・
レンタルチャリはクソみたいな仕様で空気もないのに、up/downが楽しすぎて爆走して疲弊しました。楽しすぎたので写真とか一切ないです。次はいい方のチャリ借りて爆走しようと決意。

7.07.2014

NewYork/Agriculture/FUN!!

人種のるつぼ、ニューヨークに来ました!
  • ACUMENがリースする、ベンチャー企業応援施設
色んな工場が入ってて超楽しかったです。ファイザーの工場を買い取ったらしく、結構バイオハザードな内装でした。ここのVerti Cultureというアクアポニクスの会社に行って来たよ。
屋上絶景!
  • walking around Brooklyn
終わってかBedford aveに寄ってふらふらしてたらかわいいお店がいっぱいでわくわくしました。川岸も行けた。
Super cool street musicianも発見。
激しさのあまり脱げる帽子。
ほんとはThe Selbyに載っていたチョコレートやさんに行く予定だったんだけど、日曜は閉店時間が早くて間に合わず。でも十分楽しめたと思う!
  • Lunch @Northeast Kingdom
産直的なやつ。今自社農園作成中!
Avocado Toast
たまごは自社農園からです!

4.23.2014

新しい農業、インターンで学んだこと。


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2月から4月までの3ヶ月間、農業情報系NPOでインターンシップをしていました。
主に海外調査を中心に、次世代農業の動きの片鱗を見てきました。扱ってきたのは、生産だと水耕栽培がメイン、消費はアジア市場です。水耕栽培のお手伝いなんかもちょびっとしました。
収穫したレタスをもらえたり、イチゴ農家で食べ放題したり、農業系はおいしいから好きです :9 (笑)
以下、インターンで学んだことを主軸に、次世代農業について思ったことを書きます。

  • 水耕栽培って?
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土を使いません。(細かい説明はパス!)
日本では植物工場などと言われ、室内でやったりもします。便宜上、区分をゆるくして土を使わないものを水耕と呼ばせてもらいます。
メリットとして、環境制御による生産調整ができること、周年栽培できること、高品質、清潔であることなどが挙げられ、
デメリットとして、初期投資費用が高いこと、ランニングコストが高いこと、販路確保が難しい(見てる限り農業新規参入者が多い)、結局農業だから手間がかかる、などが思いつきます。
結局コストが高くて続かないイメージ。
てことで、基本的に今までの農業と違うので、農業以外の分野からの新規事業としてのスタートアップが多いように見受けました。

  • 海外での水耕栽培
日本では新規事業として立ち上がったり、少しずつスーパーでも水耕野菜をみかけるようになりました。
オランダはトマトが超有名です。
ハウス栽培で、生産者は小さな組合を作り、ノウハウや知識を共有して効率的な生産に努めています。それにつきますが、技術やノウハウ、その共有が本当に効率的で、農業を輸出産業として成功させています。(ただし近年地中海の低人件費国に脅かされている様子。)
アメリカでは都市計画とともに水耕を取り入れる例が多くありました。
LEED(Leadership in Energy&Environmental Design)認証というものがあり、グリーンを取り入れたランドスケープがより評価されるようになってきています。大手スーパーのWhole Foodsでは屋上庭園で栽培した野菜をその階下のスーパーで販売することや、community gardenなど、流通経路を短くする地産地消のような動きも多いです。
マレーシアではまだ活発な動きになってないものの、高地における野菜生産が土地の限界を迎えており、低地(高温多湿・野菜生産にむかない)における新たな農法を模索しており、国家をあげて水耕などの農業技術に注力してるようです。
シンガポールや香港は自給率上昇は諦めて、輸入してたので生産はあまり関係ないですね。

  • 日本と水耕栽培
大企業が新規参入として水耕栽培事業を開始、または水耕に投資、などみました。生産が順調に行われているのは数社です。豊かな農産物をもつ日本は今のところ水耕栽培は必要なさそうに見えました。
しかし、今後の日本の農業を考えたら、企業が新規就農していくことは重要だと思います。
ふつうの土の農業従事者は減っています。また、基本的にはJAがいないと売り先がないのと、農業補助金が出ていないと収入が安定しません。
水耕は労働集約というより、資本集約型です。とはいえど人手は確実に必要なので、これに関してはこれ以上はわかりません。
また、水耕野菜はJAを介さず、小売店との直接契約による販売が多いです。このように、新しい野菜の流通の形を作ることが、JA依存の農業態勢を脱却する一つの足しになると思います。
補助金に関しては、現在水耕の初期費用が高いためにほとんどが補助金をもらってスタートアップしている状態ですが、それは野菜生産のためというより施設のためです。生活補助とは違い、事業運営押上のための補助金です。日本のためになる幼稚産業を育てるという意味で、この補助金の使われ方は正しいのではないかと私は思います。(必ずしも運転資金補助をもらってないわけではなく、私がちょっと見ただけの話です。)
そして、日本の水耕野菜の輸出の可能性は低いですが、水耕技術の販売に関しては可能性があるのでは、と思います。
海外製品の方が安くて調達しやすいのですが、他分野では長期的に見て日本の器具が耐久性が高く減価償却でみると安いなどの話を聞いたことがあります。
また、環境負荷の低いシステムなども得意なので、もっている技術を使いパッケージ化、システム化して輸出するべきだと思いました。(日本はこれが弱いそうです。)
技術に関してはほとんど知らないのでそれくらいしか言えないのですが、農業をめぐって新しい産業、新しいものの動きが起きていることを感じました。(とはいえ1990年代からあります)
長くなって来たので一度きります。

追記
  • 水耕vs有機
よく、土耕している人は、「土と太陽がないとおいしくない!」と言います。せやな。それは同意。けど、一般的な水耕と一般的な有機栽培・無農薬・減農薬栽培にも似ているところがあるなあと思いました。
それは、「流通の透明性」。
今後、より求められる基準だと思うから、そういうところが一致している点ではなかよしやよ、と思いました。

4.03.2014

8th FairTradeTown International Conference

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3月27日から30日まで、熊本市で開催されたフェアトレードタウン(以下FTT)国際会議に参加してきました。桜が咲き誇る熊本城の近くの会議場で、約30カ国のフェアトレード(以下FT)関係者が集まってパネルディスカッションをしたり、FTショップを出したり、ワークショップをしたり、夜は関係者との食事会もあり、、FT漬けの4日間でした。
刺激をうけたこと、これからのFTとの関わり方など色々感じたことがあったのでまとめます。
  • FTT(フェアトレードタウン)とは?
フェアトレードタウンとは、市民、行政、企業、小売店、学校など街全体でフェアトレードを応援する市町村、群、県などの自治体のことです。”
フェアトレードラベルジャパン
熊本は日本で唯一のFTTですが、世界には1000以上のFTTがあります。FTTに認定されるには、フェアトレードや地域社会に関わる6つの基準を守らなければなりません。(詳しくはフェアトレードラベルジャパンのサイトへ!)
今回の第8回目となるFTT国際会議は実は記念すべきアジア初の開催でした。
以下、会議で学んだこと、感じたことを書いていきます :)
  • FT推進の2つのアプローチ
程度の差はあるものの、どの国でもFTに対する認知度の向上は常に課題であり、”raising awareness”はどのトークセッションでもキーワードの1つでした。
話を聞いていると全体的に2つのアプローチがみえてきて、ひとつは「地域社会とともにFTを取り込む」、ふたつめは「他の社会的団体とともにFTを促進する」です。
FT単体では存在感が薄くリソースも少ないため恊働するというのはいい方策ですが、そのような効率性の面だけでなく、FTは「地域経済への意識の向上・顔の見える関係の重視」につながるほか、そもそも「世界規模での環境・貧困・人権等の社会問題への解決策の1つである」という性質があるため、単体で行うのではなく、恊働して行うことが自然な動きで効果的であるのです。
地域社会との連携の例では、北海道の乳製品とFTココアのチョコレートの例や、多くの国のファーマーズマーケット等との連携がモデルかなあと思います。
他問題活動との連携は、大きなイベントを開催する際に有効な手段だと感じました。特に学生団体はこの連携を強めていくのが全体としていい結果(学生に影響を与えられる)になるのではないかなあと思います。(京大はサステイナブルウィークが6月にあるからぜひ今年もがんばってほしいな!)
また、それらとのintegratedity(そう聞こえたのですが、how integrated they areって意味で使ったのだと思います)も大切とのこと!
  • FT促進の際に気をつけること
credibility, trustもひとつのキーワードだったように思います。FTを促進するときには、FTの信頼性に気を配らなくてはなりません。
これに関して、信頼されるためにFTの内外からできることが2つあるように感じました。
まず、内からはサプライチェーンの透明性、そして生産者へ良い影響が出ていることを担保すること。特に後者は独立した団体から認証を得たり、測定可能な基準に則って測られていることが求められます。
次に、国際機関や著名な団体から支持されること。ある意味難しい話を出すよりもよほど説得力のあることかもしれません。これに関しては次の項目で書きます。
  • フェアトレードタウンの意義
今回の会議に出席するまで、FTTにあまり意義を感じていませんでした。FT促進運動の1つくらいに捉えていました。
しかし、FTTは行政を巻き込むという意味で他のFT運動と大きく異なります。行政は一般の市民に対して広くリーチすることができるだけでなく、(基本的には)信頼されている存在です。
会議中に知り合ったオランダのFTT関係者の方が、市長を味方につけた話をしてくれました。市長がFTの味を認めたため、他でも信頼されてFTの信頼度があがり、浸透しやすくなったという話です。
FTTと似たような運動で「フェアトレード大学(FTU)」という運動があります。これも私の中で小さな存在でした。けれど、もし大学当局を味方につけたら?総長を味方につけたら?大学生協を味方につけたら?今までリーチできなかった学生にも広くFTを伝えられることができると思うし、1学生団体より学校が公式に取り組む活動の方が信頼性は格段にあがると思います。
  • アジアにおけるフェアトレード
以上の話とはまた少しかわって、アジア(特に東アジア)におけるFTについて少々。今回の会議では、香港、台湾、韓国のFT関係者もいて、ヨーロッパ勢に比べれば少ないものの、アジアのプレゼンスも感じました。
しかし勿論どの国もヨーロッパはもとより日本よりもFT浸透度合いが低い状況のようです。
・今後の打開策
アメリカ人のFT関係者の方が以下のようなアドバイスをしていました。
それぞれの国のリーダーは、それぞれの国に見合った認証制度やFT制度を用い、時によっては独自に作成し、それによって人々の行動に変化がおこるようにすべきである。
・日本の立場
以上のアドバイスを、私は、アジアはヨーロッパに倣うだけでなく独自のフェアトレード推進方策を考えるべきだ、と捉えました。日本はそのリーダー・ロールモデルとなるべく他のアジア諸国と頑張っていく必要があると感じました。
・アジア独特のきっかけ
ヨーロッパは歴史的に南の国とのつながりがあり、キリスト教精神という面からもFTが自然とうまれる土壌にあります。それに比べ、アジアが裕福になったのは戦後、または70年代や80年代です。そのようなアジアとFTはどのように結びつくのか?アジアの関係者のプレゼンを通して、「国内における貧困や社会問題とのつながり」が強いと感じました。
例えば、日本では震災後に倫理的消費が増えているという調査報告があります。香港では、2005年に開催されたWTO閣僚会議のときに様々な労働団体が各国から集まり啓発されたそうです。そして、台湾では現在中国との「アンフェア」な可能性のある内容を含むサービス貿易協定の問題があります。
経済が発展途上だからこそ国内の経済(地域経済)と結びつきながらフェアトレード文化が発展していけばいいなと個人的には思いました。
  • これからの私とフェアトレード
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まとめです。ここまでなんて長い文章を書いたんだろう!
(大学内でやり残したこと、やりたいことは死ぬほどあるのですが)大学を卒業すると同時にサークル活動も卒業しました。正直FTするためだけに院生になりたいくらいです。楽しいしね。
卒業後のFTとのつきあい方はぼんやり考えていたのですが、FTT国際会議のあとで新しくでてきたことは、「地元である武蔵野市をFTTにしたい!」ということです。(ゆうて武蔵野はこれから5ヶ月しか住まないけど)
会議中に東京の女子大生から「熊本市と東京都ではFTTにするにしてもアプローチがかなり異なると思うが、どのような違いが考えられるか?」という質問がパネリストに向けてありました。
これに対し、ロンドンのFT関係者の方が「ロンドンは34区にわかれているが、1区ずつFTTにしていき、半分以上がFTTとなったときロンドンをFTTと呼ぶようになった」と話していて、「これだ!」って思いました。
武蔵野市は私自身が持っているローカルネットワークもあるし、これから作り出せるものもあります。そして多分だけど、市民は市のことが好きだと思います。(これ大切だと思う)
全く形になっていないけれど、ぼんやりとそんなことを考え始めました。これからどうなるかはわからないけれど、なにかやりたいと思っています。卒業しても、みんなそれぞれの場で自分なりのFTやっていこうね!

おわり。

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My close friend in Tucson committed suicide It was Saturday morning here 7:30am Woke up and checked my phone Had a message from Tucson...