テスト勉強への集中力がテスト2日前にして完全に霧散してしまったので気分転換にブログ書きます!ずっと書こうと思っていたイギリス留学に関する記事です。留学ブログっぽい?笑
まずはイギリスの大学のスケジュールを年間と週間にわけて紹介しようと思います :)
留学したい友達からも、旅行に来たい友達からもよく聞かれる質問です。
留学記事②「イギリスの寮生活」はこちら
まずはイギリスの大学のスケジュールを年間と週間にわけて紹介しようと思います :)
留学したい友達からも、旅行に来たい友達からもよく聞かれる質問です。
留学記事②「イギリスの寮生活」はこちら
- 1年間の流れ:10月に始まって、その後は…?
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画像はhttp://grow.weblike.jp/immature_design/images2/post/1128.jpgから頂きました |
日本とは違う10月始まり、冬休みと春休みの長さとか、よくわからないですよね。
ということで簡単に図にしてみました!
日程は2014年〜2015年です。(すみませんが拡大して見てみて下さい…
それぞれの期間で何をするかというと、
- 秋学期・春学期:日本で言う「前期・後期」です。夏学期は授業がほとんどないので、1年間のカリキュラムをこの5ヶ月間で詰め込みます。なので進度は早いです。各学期に、中間試験(mid term exam)やエッセイ課題の提出などが複数(2〜4個?)あるのでみんな毎週何かに追われています。
- 夏学期:この時期は、各モジュールのクラス(後述)が1回〜2回あるので秋学期や春学期ほど授業が詰め込まれているわけではありません。週に3時間ほど授業を受けて、あとは自習にあてます。
- 試験期間:これは日本と似ていて、この期間の中でまばらに試験がある感じです。私は経済学部で全モジュールに試験があるため6つ受けます。
- 冬休み・春休み:これも日本と同じです。冬はたいていみんな実家に帰りますが、春は試験勉強を始めたり、旅行に行ったりします。学部によっては休み明けに課題提出があり、小学校の頃の「夏休みの宿題」的なものを抱えて休みを過ごしているそうです。
- 夏休み:長いです。イギリスはアメリカより長いと思います。みんな実家に帰りインターンをしたりバイトをしたりなんやかんや充実させるそうです。
1年過ごした感想としては、学期中は授業よりも課題提出や中間試験対策に追われていた感じでした。日本で8ヶ月×4年間でやることを、イギリスは5ヶ月×3年間で終わらせるので、進度に差はあると思います。(日本の32ヶ月間よりもこの5ヶ月間のほうがいっぱい勉強した気がすry...
あとは夏学期〜夏休みまでの流れが日本との大きな違いかな、と思います。
日本では1週間に15科目とかとっていましたが、イギリスでは1年で8科目分しか取りませんでした。でも一週間に4科目しか授業がない=4コマのみ、ではないのです!
ということで今度は私の時間割をだしまーす!
これは春学期の時間割です。(※EC201などは科目コード)
これを見るとわかるように、イギリスでは1つのモジュール(授業・科目)に対して、2時間のレクチャーと1時間のクラスがあります。
すなわち、1モジュールに対して週に3時間の授業があるということです。
なので5モジュール取っていた春は週に15時間の授業がありました。ほぼ日本と同じ!
- レクチャーとクラスでは何が違うのか?
レクチャーは、名前の通り講義です。先生が教科書やスライドに沿って講義をします。
クラスは、経済学部では「演習」という感じで、毎週出る練習問題の解説の時間になります。他学部では出されたReading(読み物、本や論文や記事)をもとにディスカッションをしたりするらしいです。
- イギリスのカリキュラムの良いところ
基本的にレクチャーの翌日以降にクラスがあるので、講義で学んだことをその週のうちに深めたり復習する機会があるということになります。日本の講義は大抵受けたらうけっぱなし、なのですが、こちらでは演習やディスカッションで知識を使うので、習ったことが定着しやすくなっていると思います。
高校のときと同じような勉強方法でやれるので、私は日本よりもイギリスのカリキュラムの組み方が好きです。
留学先を決めるとき、「モジュールをもとにコースを決めるといい」などのアドバイスをよく頂きました。日本にいるときは、「授業内容が文面だけでわかるのかな?」と思っていたのですが、こちらではシラバスの通りに授業が進み、1科目に日本の3倍の時間をかけるので、シラバス通りの深い理解、習得が可能です。
- おわりに
海外の大学は入ると課題が多く、入るのは簡単だけど出るのが難しいといいますが、それは一般論であって専攻や大学レベルによって大きくかわると思います。
でも多分日本で社会学部や文学部や食料環境経済学科(!!)をするならば、イギリスでやったほうがより深い理解につながるのではないかなと思います。日本だと授業は教授のスライド、卒業してからはゼミで扱ったものしか覚えていないイメージですが、イギリスでは各授業で教科書通りに進み、クラスで復習したり何個もエッセイを書かされたりするのでより丁寧に学問に向き合っているような気がします。勿論日本で同量の勉強量を強いるコースもたくさんあるとは思います。
イギリスの難点としては、時間がかつかつなので教授の無駄話などは少ないところです。その点では日本のほうが色んな興味の種が落ちているのかな、なんて思います。
おわり。
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