12.04.2015

アメリカの大学でスペイン語を勉強してみた

早くも12月、修士2年間のうち1/4が過ぎようとしていますが、ここで今期履修した中で一番楽しかったスペイン語の授業を紹介しようと思います!
(時間あるときに画像つけます)



Contents

  1. なぜスペイン語…?
  2. カリキュラム紹介
  3. 日本との違い、使って慣れる!
  4. 言語は文化
  5. まとめ



  1. なぜスペイン語…?

    もともと言語に対するやる気はそんなになかったのですが、去年イギリスにいたときに、まわりにいるヨーロピアンが英語以外でコミュニケーションをとっている姿をみて、純粋に「かっこいいな」とは思っていました。

    3カ国語目に対する重要性に気づいたのは、もともと英語とフランス語がネイティブで国連への就職を希望しているカナダ人のフラットメイトが、さらに(既に日常レベルの)ドイツ語をスキルアップしようとしている姿でした。彼女を見ていて、「できたらすごい」じゃなくて「当たり前」なんじゃないか?と思うようになり、修士ではスペイン語をやろう!と決めました。

    他の言語でなくスペイン語なのはアメリカでドミナントだからというシンプルな理由です。(フランス語挫折済み!)

  2. カリキュラム紹介

    まず、授業は週に4回。月〜木の1:00〜1:50. ほぼ毎日です!

    そして、使用教材はこちら「Dimelo Tu!
    なんと3ヶ月半の間で、7章分(ページにして260ページ)進みました。
    ほぼ毎日2~4ページのLeer(Reading)の宿題がでます。

    それに加えて、計9回のライティング、後半2回ある3分間のプレゼンテーション、オンラインでの副教材、各章ごとに16枚のflashcardの作成、など教科書以外にもやることはたくさんありました。

    評価方法はこれら全ての課題+2回の中間テスト+期末テスト、となかなかコミットメントが必要です。私は聴講なのでflashcardは免除してもらいました。

  3. 日本との違い、使って慣れる!

    最も大きな違いは、授業の楽しさかと思いますが(笑)

    まず、とにかく発言させます。そしてスペイン語なら何を言っても褒められます。(笑)授業毎に「Oral proficiency」の提出があり、毎回の発言頻度を10段階評価します。授業中に先生がたくさん質問して、みんな挙手して答えます。

    次に、とにかく書かせます。9回のライティングのうち後半の5回は「今の家について」、「メキシコ出身の偉人」、「家族について」、「大学生活について」など手書きでA41枚ほど書きます。習った文法をすぐアウトプットさせるので身に付きやすいのかなあと思います。それと、内容がまとまってなくてもいいので気がラクです。笑

    また、ライティングやテストでうまくできない子が挽回するチャンスもあるのですが、それもまたユニークです。例えば、スペイン語学部が提供するmovie nightに行って、スペイン語の映画を見て感想を書くというのがあったのですが、今期はクィア映画ばかりで、クィア映画を生徒にすすめるっていうのがかっこいいな、と思いました。
    私が観た「Cuatro lunas」はメキシコのゲイ映画でとてもおもしろかったです!
    (Vamos, Como te llamas?くらいしか理解できなかったですが)

  4. 言語は文化

    先述の教科書は、各章がスペイン語圏の国の紹介になっています。
    例えば、第7章はコロンビアの章で、コロンビアの有名人(Shakiraなど)、名所、文化、歴史の紹介がされています。先生がyoutubeでダンスや歌なども流してくれました。

    個人的には、文化の学習は語学を習得することと同じくらい大きなことだったかなと思います。日本の理系学生の中南米に関する知識といえば「マチュピチュ・ウユニ湖・リオのカーニバル」程度だと思うのですが、この度ゆっくりと文化や歴史を学ぶことができてとてもよかったです。

    やはりほぼ全ての国がヨーロッパに支配された過去をもち、虐殺や紛争の歴史を持ちます。アルゼンチンは一時期白人比率が90%までのぼったそうです。また、マヤ文明がいかに影響力をもっていたか、グアテマラはスペイン語以外に21の言葉が存在する、などの文化面もたくさん学びました。

  5. まとめ

    まとめると、とにかく楽しかったです!
    授業では習ったことをすぐに使うので、純粋にそれが楽しかったのと、色んなダンスや歌の紹介、そして一緒に受講していた1年生のみんなもおもしろかったです。
    最大の成長はライティング!
    左:1つめのライティング(下線に指定された語句を挿入するのみ)、右:9回目のライティング。スペイン語ネイティブの人の自己紹介を聞き取ってその場で文章を作る。(単語は教えてくれる)

    アメリカにおけるヒスパニック人口は16%, アリゾナだけでみると30%がヒスパニックです。外出したときにみる標識の意味がわかったり、聞こえてくるスペイン語の会話がすこしわかったり、スペイン語を学ぶことによる変化は日々感じられてとても楽しいです。

    クラスのスペイン人とメキシコ人にスペイン語でちょっかいを出してこてんぱんにやられるのもまたをかし。

    アメリカ、特にサウスウェストに留学することがあればスペイン語の履修を強くおすすめします!

追記(12/31/2016)
学んでから1年経ってしまいましたが、カンクンに行って習ったスペイン語を使いました!一度本気で学習すると蘇るもので、(ルームメイトがメキシコ人だからか?)タクシードライバーとのやりとりや、お店での注文など簡単な会話が楽しめてすごいよかったです!
また、カンクンは観光地でありながら英語スピーカーが限られていたので、スペイン語を話せて少し安心でした。

12.01.2015

師走

あっという間に12月がきます。(あと3時間ほどで)
ツーソンもいい加減寒くなり、Thanksgivingで騒いでたら風邪をひきました。
久々の4連休で気がゆるんだのか、午前2時のジャグジーがいけなかったのかはよくわかりません。


最後にブログを書いたのが2ヶ月前で、だいぶ間があいてしまいました。
この月1のブログは去年の院出願時に自分のだらしなさを反省して始めたのですが、最近は書かなくてもペースができてきたのでもういいかな、なんて思ってたとこです。

もっと留学情報を提供する感じのブログにしようかな、なんて思いつつ。
実はこの2ヶ月で、ハロウィンやらDia de los Muertos(メキシコ版お盆)やらThanksgivingやらTubacへ遊びいったりだとかカジノで友だちが$200勝っておごってくれただの、色々日本や他のアメリカでは味わえない体験をしているので、いつか書きます。いつか、、
あとThrift store huntingがプロなので米国大学院生賢いお買い物術も書きたいです。食べ物はWhole foodsやTrader joesで買いつつ、日用品は激安で済ませるなどしてます。

来年はもっとお役立ち情報を頻繁にアウトプットできるようにしたいなあ。



11月、個人的にはすごく楽しかったのですが、世界的には多くの場所でテロがおきたり、コロラドでも発砲殺傷事件、実は同じクラスをとっていた他コースの方が殺されたり、クラスの子とルームメイトの子のおじいさまがなくなったり、少し暗いニュースが続きました。
パリ出身の友人は2週間ほどかなり落ち込んでいます。

自分と家族と親しい友人のいる場所が平和であることに感謝して。。

10.05.2015

Me gusta octubre!

10月です。が、ツーソンは最高気温が30度前後の日が続きます。
(これでも来たときより10度下がっている)

最近、「季節の変わり目にしみじみ」するのは気温の変化が大きいのかな、と思います。気温・天候の変化が、景色を変えて、着る服も変えて、その「移ろい」にしみじみするのかな、と。
けれど、ここツーソンでは特に何もかわらないので、カレンダーが変わることでしか月日が経ったことを感じられません。こないだ通学中に「9月も終わりなのに、全然しみじみしないなあ」って思い、そんなことを考えてました。


  • 9月のおさらい
①おべんきょう(50%?)
- すぺいんご: 予習やってる。発言は先週減った。
授業がすごい早さで進んで行き、開始5週間でもう作文とかしている。単語学習がついていかない。友だちに習ったこと聞かれてぱっと出てこないのめちゃくちゃ悔しい…
- AREC513
あーだめだめ、なにそれ
- AREC548
RAで使うSAS、科研費で購入する予定なのになかなか許可おりずgetできず!あと回されている。。
- AREC512
開発経済の授業はauditすることにした、ということでリーチした。
けどReadingがついていけてない!!

②うんどう (100%)
- 剣道: やってまーす。こないだ五段の人きて久しぶりにオワタ。頑張って前のめりを直します。日本人の剣道として。
- ヨガ: やってまーす。楽しい。。
あれわたし来月5kやるんだっけ・・・

③ソーシャル
毎回違うルームメイトの飲み友だちと飲んでます、友だちじゃないけどまあ楽しいからいいや。そしてこないだ友だちの誕生日パーティーがあってとても楽しかったです。環境に恵まれている・・・これ以上のソーシャルは今はいらない。

④しんろ
- やることパンクしたのでユニセフのインターンを見送りました。これは今月最大の時間管理ミス。
まあ次のチャンス!ってことで。
- 合同説明会に行ってきた。留学生という立場を自覚したと同時に、就活するならば早めに始めないとよくわからないところに落ち着いてしまいそうだ、という危機感を感じる。何かせねば。かと言ってボスキャリに行く時間があるか悩ましいところ…うーぬ。


ばたばたしてたら9月が過ぎててびっくりしました。
冒頭にも書いた通り、季節がかわらないから気づかない!
モンスーンは去ったようです。

  • はい10月{誕生日!Halloweekend!!
①勉強
- スペイン語: grammer→vocabulario→leer→音読→文法書、の予習サイクル頑張る。クラスで発言。友だち(ネイティブ)の不意打ちに対応するぞ!
- AREC512: Reading, 2日に1記事読みたいっす。時間?
- AREC513: Term paper theme考える…after midterm of 548
- AREC548: いつものリズム
- RA: SASげっと→マニュアル1本やり通す
本当はWooldridgeのintroductory econometricsを読み直したい。今年度中に何周かしたい。
あと、本,。ScarcityとNudgeを読みたい。あとMostly harmless econometrics.
スペイン語の映画も見たいよ〜〜〜〜(T_T)

②運動
- 週1で剣道:木曜日かな?土曜日を取られるのは正直厳しい。
- 週1でヨガ:warrior flowでいい先生を見つけたので :) あとpower yogaの先生がいいらしいから行けたら行きたいなあ〜〜

③進路
- 奨学金応募(つらすぎる)
- 先生に進路相談行きたい。
かなり力になってくれる先生がいるから。
- internship. 探せるかな…?


なんか本当に学べるものが多すぎてパンク状態の日々。先週はdullだったのでスピッツを聞きながら少しスピードを緩めました。反動で来週は頑張れそう。


今日久々に専門外の人と話した。日本人。わたしのはるか上を行く先輩。自分の研究動機、勉強動機のぬるさを突かれてはっとするとともに、久しぶりに頭を使う(作業ではなく)スイッチが入った感じ。社会科学をやるからには、経済学の哲学や倫理的な側面も話せるようになりたいなあと思った。それから、農業政策についても!
専門外の人に対してアウトプットするのは本当に良い機会だなあと思いました。

あといつぞやぶりにチェスをした。
チェスクラブのトップのクラスメイトと、息子が世界チェス何位とかの先生と、他のコースの人たちと。まあ惨敗なんだけど、子どもの頃チェスや将棋をやったときよりもかなりおもしろいなあと感じた。強くなりたいなあ。

言ってること全部やったらまじ破裂する。
日本やイギリスにいる友だちと近況報告したいものの、なかなかみんなに時間を使えないのがもどかしいです。

そろそろ秋服の用意でもするかなあ、なんて思う秋(?)の夜長でした。

9.24.2015

そこそこ頑張る女子たちに向けて。

ここ1年くらい、みんな人生のしわ寄せが突然きたのかというくらい、そこそこ重くて長い相談を友だちから受ける。わたしで良ければ、と思って耳を貸していたものの、耳レンタルもそう簡単ではないことに気づき、どうせ同じこと聞かれるならブログにまとめてみようと思って書くことにした。

わたし自身、大学に入ってからこの冬くらいまで日々色々なことについて悩んでいた。20歳の頃に比べて、22歳の頃になったら悩みの量も結構減ったものの、色々と思索に明け暮れていた20代前半だった。(来月で25になります)
かなり以前からフォローしているTwitterの人で、30歳頃に定職についた人が、30の誕生日を迎えたときに、20歳の頃なんて戻りたくないってツイートしていた。それはわたしも強く思う。ハタチはバラ色の人生だと大人は言っていたが、あんな暗澹とした世界にはもう一生戻りたくないし、裏を返せば、その頃に比べたらすごい勢いで成長している今が好きだ。
(それでも、高校生の頃に戻りたいなんて思うことはときたま、ある。)

多分、今悩んでいるまわりの友だちよりも数年早く「多様性」の波に飲み込まれてのことだったのだろうと思う。
小中高大、と美しくひかれたレールの上を歩いてきた。京大に行った身としては、その先にも一流企業とかいう美しいレールが続いていることも知っている。
わたしは「大」のレールに乗れなかった。
そして歳を重ねれば重ねるほど薄くなっていくレールの不安定さに、友だちも気づいたんだろう。怖くて乗っていられなくなったけど、今更乗り換えることもできなくて、友だちや家族に電話してつぶやくのだ。「レールが変なんだけど・・・」

具体的にはこういうこと。


  • 高校の友だちは今こんなことをしているのに自分ときたら・・・

バラバラのレールに乗ることを頭ではわかっていても、感覚としてつかむのは難しい。


24、25歳のいま、高校から4大に行ってすんなりと就職した友だちはみんな社会人3年目を迎えている。ある程度の社会的責任を負い、そこそこの貯金もして、大学生の頃よりも良い服をきて、良いものを食べている。大学院に行った友だちも今年から働きはじめている。

なにかしらの不安を抱えて電話してくる友だちの中には学生が多い。
大学に入る前に浪人をしたから、PhDに進んだから、留学や休学で留年しているから、色々な理由で、25歳になっても未だに親の庇護下で小学生の頃から変わらない営み(おべんきょう)を続けている子たちだ。
まあ自分もだし、いつまでこれやってんだろう、という気持ちもわかる。

ところでそういう友だちは大抵賢くて、努力家だ。
自分で専門を選択して、主体的に物事を学んでいる。
というわけなので、勿論、「普通」と言われているレールに見向きもせずその上を目指している。多分、自分でそこを意識することが重要なのだ。
(これは学生をしている友だちだけでなく、働きはじめて会社をやめたいと嘆く友だちも同じだ。)

彼らは、「そこそこの就職口に就職して働きはじめ、ふつうの24(25)歳OLになる」という選択肢を持っていた。確実に持っていたし、実現しようと思えばできたのだ。
でもそれをしなかった。自分の意志でその「普通」という選択肢を放棄したのだ。

というわけで、落ち着いて考えてほしい。
「既に就職した友だちと比較して自分が不安定な学生という身分を続けることに不安を感じる」リスクをとっても、彼らはその道を選びたかった訳なのである。
そんなに学生してるのこわいんか、じゃあ普通に就職すれば?というとたいてい口を揃えてNOという。それが本心なのだ。

良いとこ取りなんてできないんだから、そんな目標の高く努力家(で頑固でわがまま)な自分を受け入れて欲しいと思う。不安は消えないけれど、自分で選んだ道を行くというのはそういうことなのだ。
人と違う不安を抱えて、でも人と違う楽しさとも出会えて、歩いて行くということだ。受け入れましょう。


ついでに言うと、「○歳だから(〜しなければならない)」ということに煩わされるのはもうやめたほうがいいとも思う。年齢と人生の進捗具合にたいした相関はない。




  • じゃあ不安は消えないの?自分の将来がみえなくてこわい・・・


というのが悩みのセカンドステップだ。
かしこまりました、不安を消す魔法を教えましょう、https://youtu.be/algaC2jhu8s

・・・という訳にはいかない。

将来に関する不安は星の数ほどある。
それら全てに立ち向かっていたらそれだけでもう気が滅入って死にたく、もとい、全てを忘れてハワイにいきたくなる。ところがフライトを買うお金もないわけだ。

物は考えよう、と人は言う。
こちらが真剣に不安に思っていることを話したときに、ひっくり返してこう考えればいいんじゃない?とアドバイスを下さった人がたくさんいた。ありがたくないこと山のごとし。何も解決していない。
しかし、実際のところ目の前でスンと解決できる悩みなんて片手で数えるほどもないはずだ。あったとしたら既に解決されているはずである。なぜならば、ここで書いている悩みをもつ主体の彼らは、そこそこ賢くてそこそこまじめだからだ。
中には、そんなこと考えなければいいじゃん、と言ってくる人もいるだろう。でもこちらとしてはあなたほど能天気な人間にはなれないんです、というものだ。

じゃあどうすればいいのか?

悩んで苦しんで下さい。
そうとしか言えない。

それがそこそこ賢くてまじめ(で頑固でわがまま)な人の宿命なのだ。

わたしは大学2回〜3回夏まで、大学が嫌いで嫌いで仕方なかった。まわりにいる人も好きになれなかった、先生もクソかなんかだと思っていた。親も意味不明な勢いで離婚するし、本当に色々考えた。
色んなことで悩んで、色んな人に上に書いたようなアドバイスをもらった。1000回くらいもらった。
879回目くらいから、「これはこう考えることができる、というアドバイスくれそうだなこの人」という予測がたつようになって、アドバイスもらうだけ無駄、みたいな気持ちになった。そう考えることができないから悩んでいたわけだし。

それで最終的に、ようは考えようだから考えるだけ無駄、という結論に至った。自分の考え方もひっくるめて、「これはこういう考え方とこういう考え方とこういう考え方がデキマスネー」という冷めた客観視ができるようになった。もう1歩進んで、「こういう風に進めるのがベストデスネー」ということも他人事のように考えられるようになり、「じゃあススメマショー」という流れでとりあえず「悩むだけ」の世界から抜け出した。
逆に言うと、事実以外のものが全てどうでもよくなった。

すると1つ前の話と同じ結論なのだが、不安を受け入れることができるようになった。(というか受け流す?)

まあこれも、頭ではわかっていてもそう心が動くようになるには時間がかかるので、自分的な境地が開けるまではぜひ悩み悶え苦しんで下さいというのが最適解だと思っている。



  • とりあえず以上2点で終わりにします。

たいていの相談の電話は、「うんうん」とか言いながら部屋を片付けたり洗濯物をたたんだりして、最後に上記2点に触れると、「相談してよかった」という方向に流れる。適当でごめん。

これはわたしの経験に基づく話なので勿論あてはまらない人もいる。
「そこそこ」頑張る、と言ったのは、本当に頑張ってる人たちはこんなちっぽけな悩みで止まったりしないからだ。
だからといって、わたしも含めたそこそこ頑張る女子がダメなわけじゃない。そんな完璧な人はなかなかいない。(きっとMITとかにいる。)

ちっぽけだけど過小評価せずに、自分が今まで蓄積してきたことに自信を持って、失敗を恐れずに続ければ、きっと楽しい生活が待っているはずだ。あと自分が頑固なこととプライドが高いことも忘れずに、たまにはしなやかな気持ちにもなること。
自分のハンドル握ってれば大丈夫。


わたしだって正直、こんなこと考えず楽しい20代前半したかったよ。
けどこれが自分だから。





9.08.2015

9月だけど全然夏です

今日は月曜日ですが、Labour dayという祝日でこの週末は3連休でした。
イギリスではbank holidayがほとんど夏に集中していて学期中は連休がなかったのですが、アメリカではほぼ毎月祝日があるとかで結構嬉しいです。


  • ファーマーズマーケットに行ってきた
日曜日にはルームメイトとファーマーズマーケットに行ってきて、フレッシュでローカルな野菜を買ってきました。日本と同じくらい甘いトマトを買えたり、サボテンの花のジュースを飲んだりして楽しかったです。ホールフーズで買ってきたお肉と、マーケットで買った野菜を炒めたらそれだけでおいしくて嬉しかったです。栄養大事。

アクアポニクスでレタスを生産している農家さんがいて、話を聞いたらUniversity of Arizona の農業工学の先生の指導を受けているそう。以前NYCで聞いた話によると、各州にて農業指導を民間向けに行う重点大学があるそうなのですが、多分それにあたるんだと思います。Hydroponicsの授業は個人的に興味があるので受けてみようと思っています。


  • 初任給をもらうもまさかの天引きあり
金曜日には始めてのRAの給料(まだ働いていない)をもらったのですが、17%が州の所得税で天引きされていました。話によると、私の年間所得は州の貧困ラインを下回るので、春の申請で税金分が返還されるとのことなので一安心。
州公式の低所得者になりました☝️いえーい

  • サウスウェストアメリカの農業の行方

そんなRAの仕事は、サウスウェスト7州(AZ, CA, NM, NV, WY, CL, UT)の農業の水利用効率に関する調査です。カリフォルニアの干ばつの写真はここ数年夏の風物詩(?)でしたが、農業は州の水の大方を消費する産業なので、水を無駄遣いしている農業事業者に農業を中止してもらうことを政府が考えているそうです。

するとやはり小規模農家(金額ベース)の効率が明らかに悪い。(赤字経営)それでも農業を続けているのは日本と同じように、治水権を持っていると将来的に不動産価値があがるからです。(アメリカはまだ土地の値段があがるのか…)

今はUSDAのセンサスを使って大雑把な数値を拾っているだけで、扱っている数値も平均値なので実際の農家の諸形態の分布はわかりません。今後のアメリカでは農業事業への新規参入は初期投資が大きく、知能集約的なものにかなり制限されるのかなあと思います。(既になってるか)。

水利用効率の低い小農家を削る方向で分析を進めつつ、休日にはファーマーズマーケットに足が向かう学生でした。早く本格的な調査・分析に関わりたい。



  • さていつもの。

  • 8月の振り返り
①勉強 - ほぼ100%?
受験生並みに勉強しました、数学のサマーコース。
そのわりにテスト簡単でありがたいんやらなんやら。
ACチャンの経済学のための数学基礎の2/3を3週間でやったど…(死相)

②work out - もはや120%
何を誤ったか、6年ぶりに剣道を始めました。
もう腕があがらないほど筋肉痛です、お腹も筋肉痛です、ていうか筋肉痛だと思ったら外れた小手の打撲だったりもします。足の皮は向け、手には豆ができ、こんな痛いスポーツ、何が楽しくて再開してしまったんだろうか…
もはや筋肉痛緩和のための有酸素運動として走ったりしています。

たまたま出会った日本人の友だちが、たまたま剣道経験者で、たまたまツーソンにDOJO(道場)を見つけてしまったらしく、たまたまごはんに行った日の翌日に稽古があったので出てみたら、稽古後に道着と袴を手渡され(来るよな?)となったので、週1で通っています。

男の人との剣道ははっきり行って力で不利だし、何より外した小手やどうが痛いので嫌いなのですが、道場がカジュアル(?)だし怖い人がいないので週1だけやってみることにしました。あんまり強くない道場なのもポイント。笑
ストレス解消には最高のスポーツだし、戦うのは好きなので。

ちなみにこの週末は、土曜に剣道、日曜にヨガと中国のダンス(なぜか)、月曜にプールと、過去1年分以上の運動をした週末でした。


③スペイン語 - 100%
大学1年生のスペイン語のクラスに聴講で登録しました!
勉強のリズムがついている、なんて目標にしていましたが、週のほとんどの勉強時間をスペイン語に取られているのが現状です…
日本人が中国語を始めるときに少しアドバンテージがあるように、サウスウェストの子たちはスペイン語にアドバンテージがあるような気がしますが、若者に負けないように頑張ってます。
日本で二外でフランス語を取ったときよりも教科書が難しいです。
本当にアメリカの教育は「習うより慣れろ」なのかもしれません。

  • 9月の目標
①おべんきょう
- スペイン語ついていく
週4で予習, 授業で毎回発言(Oral 7/10くらいから)
- AREC513 Termpaper idea考え始める
先生に相談、参考文献読み始める(2つくらい)
- AREC548
SAS自主練!マニュアル1本やってみる。あとはmidtermに全力を。
- 開発経済学になんらかのかたちでリーチしたい。道を探っておくこと。

②うんどう
- 週1剣道:面打ち、無駄打ちしない、あとダウンしっかりやる。
- 週1ヨガ:rec centerに登録する。healing系がいいけど、朝のvinyasaいけたらいきたいなあ。
筋肉痛のない体へ…

③そーしゃる
クラスの友だち(6人)、コースの先輩(10人弱?)、を知り、愉快なルームメイト(3人)と楽しく過ごしているのですが、ちょっと他にも顔を出したい気分。
Hikingする場所がいっぱいあったり、アメリカ内も車でいっぱい旅行できるので、旅行サークルみたいなの見つけたいです。

④しんろ
ユニセフインターンにアプライする
他インターンを探したり、進路を考える時間を週に3時間ほど設けたいです。

⑤そのた
学内で水耕栽培ハウス探して見学にいきたい
プラネタリウムもありそうだからいきたい
とりあえず友だちとJapan food nightします〜


南国のエネルギーは尊いもので、最近は本当に元気です。
最近運動しすぎだから、また先月みたいに勉強に集中したいです。
あとやっぱり少しヨーロッパが恋しい。全ての美しい建築と芸術と食べ物。




8.17.2015

8月、アメリカに来ました!

毎月書いていた日記のブログを久しぶりに書きます。
タイトル通り、アメリカに来ました!
Tucsonはツーソンと読みます。
こちらは毎日40度を越える暑さでびっくりです。2ヶ月前まで気温が半分以下の所に住んでいたので最初はギャップにとまどいました。

ツーソンについてはおいおい書くことにして、いつものやつ書きます。


  • 8月の目標(半分終わってるけど…)
①勉強
8月3日からスタートした数学のクラス(毎日授業あるサマークラス)の試験が早速24日にあります。
テストで80点
と、
数学頭に叩き込む(基礎なので)
がメインの目標です。

②work out
アコモデーションにgymがついているので、週2くらいで走りたいです。
実はこの度初めてランニングマシーンを使いました。(そして転んで流された、痛かった!)
あと週2くらいでヨガかな。実は早速ヨガ友だちができました。
fall semester始まったらrecreation centerでyoga classがあるらしいので、登録したいですがそれまでは自分たちで。
既に何回かやってるけど、友だちがいるほうが集中できる!

③Spanish
先月Duolingoに登録して見事に1週間坊主になったので、続けようと思います。
クラスのスペイン人の子とメキシコ出身の子がいるのでサポート体制は万全です(笑)
スペイン人の友だちがTAをやるクラスを取ろうか、独学かは迷い中。
下手にGPA下げたくないし…
目標は、今月が終わるまでになんか勉強のリズムがついていることかな。


そんな感じで、あと1週間でテストなのでがんばりまーす。
イギリスとアメリカの差を色々感じるけど、cheers!が聞けないのは少し寂しい。
それについてもおいおい書きます。

ではでは






7.23.2015

留学記事③「Diplomaという選択肢」

大分ご無沙汰しましたが、昨年度留学したコース「Graduate Diploma in Economics」について書こうと思います。日本にはない選択肢なのですが、行ってよかったと思ったのでシェアします!

留学記事①「イギリスの大学のスケジュール」はこちら
留学記事②「イギリスの寮生活」はこちら



  • Diplomaとは?
画像はhttp://dc.vistage.com/blog/2012/08/the-great-imposter-syndrome-how-overcome-fears-anxieties-being-leader/girl-with-question-mark/より


早速ですが、Diplomaコース、日本にはないので聞き覚えのない方が大半だと思います。私はDiplomaというコースでしたが似たような位置づけで「Pre-master」、「English for Academic Purpose(EAP)」というコースがあります。

これら全て簡単に言うと、大学院準備コースです。


アメリカやイギリスの大学では、大学院に入るにはその専門の単位を学部で取得してあることが入学要件になります。そこで、大学院から専門を変えたいけれども、学部で必要単位を取得してこなかった人のために、1年で必要単位を用意できるように組まれたコースが、Diplomaやpre-masterコースになります。

私は大学院で農業経済を学びたかったのですが、学部において必要な経済学の授業を取ってこなかったのでGraduate diploma in Economicsという授業で経済学の単位を揃えてからMasterに行くことを決めました。(学部時は農学部食料・環境経済学科でしたが、名ばかりの学科だったので…)


ちなみに、イギリスでは日本の大学における教養課程が高校に組み込まれているので、日本の高校から直接イギリスの学部に進学したい場合は「Foundation」という学部準備コースに入らなければなりません。

厳密には学部生のためのDiplomaもあるのですが、ここでは大学院のためのDiploma (Graduate Diploma)について紹介します。




  • Diploma, Pre-master, とEAPの違い

イギリスでは多くの大学でDiploma過程があります。私が調べたものでは、Diploma in Economics, Diploma in Development(開発学)などがありました。
ちなみに、DiplomaはPostgraduate taughtに分類されます

一般的に、Pre-masterコースを取ると、自分がPre-masterコースを修了した大学においてMasterコースに進めるそうです。
Diplomaを取得すると、他の大学の進学要件にも取って代わることができます。

EAPは、正確に分類するとDiploma in English for Academic Purpose、またはPre-master in English for Academic Purposeとなると思うのですが、位置づけとしてはInternational studentsのための英語準備コースになります。これは、例えばIELTSやTOEFLの点数がMasterの入学要件にあわなかったり、英語力をしっかりつけてからMasterを始めたい生徒が取るようなコースです。


ちなみに、Diploma in Economics with EAPというEAPの授業とEconomicsの授業を半分ずつ取るようなお得なコースもあります。


  • 実際どのようなコースなのか?
画像はhttp://www.pbs.org/newshour/making-sense/exposing-the-textbook-scam-how/より


私のとったDiploma in Economicsでは、Diploma用に特別なコースが組まれているわけではなく、経済学部の2年生と3年生の授業を選択して取るかたちでした。(※イギリスの学部は3年までです。)

具体的には、

<必修>
Micro Economics (2年生用、通年)
Macro Economics(2年生用、通年)
<選択>
Introduction to Econometrics(2年生用、後期)
Mathematical Economics(3年生用、後期)
International Economics(3年生用、前期)
Development Economics(3年生用、後期)

の6つの授業をとりました。

本当はEnvironmental Economics(3年生用、前期)も履修していたのですが、後期に取りたい選択が多かったので捨てました。Essexの履修登録方法は履修制限があるので、日本のように取り放題からの捨て単位はできなかったです。

ちなみに、Diploma in Economics with EAPの友人は
Micro Economics(上記)
Macro Economics(上記)
経済数学(2年生用、前期)
のみを経済学部で取り、週の他の時間は英語の授業をとっていました。

彼は日本でも経済学部を出ているのですが(間違えてDiplomaを取ったらしい)、MicroとMacroの進度は日本よりもはやかったそうです。
なので私としては1年間に凝縮してかなり学べたな、って感じでした。



  • Diplomaという選択肢
画像はhttp://www.ontariocolleges.ca/apply/program-typesより


ここまではDiplomaの紹介でしたが、最後にDiplomaというコースに関して感じたことや考えたことを書こうと思います。

<コース内容>
上にも書いた通り、イギリスの授業はかなり凝縮されて密度の高いものになっているので、コース全体にはかなり満足でした。1年でミクロの教科書(ヴァリアン)1冊終えたし、マクロの教科書(マンキュー)も3分の2ほど進んだので、Masterに必要な内容は駆け足で終えられたと思います。
以前の記事にも書いたのですが、授業内容にも満足しています。

(学部は京都大学なのですが、4年間脳みそを甘やかしていた私にはLSEなどのハイレベルな大学ではなくEssexで丁度よかったように感じます。)


<コースメンバー>
実はDiplomaとして経済学部にいたのは、私ともう1人の日本人の生徒(上に書いた子)だけでした。経済学部のような大教室の授業メインだと授業を通じて学部生と友達になるのは難しく、よく一緒に勉強していた経済学部2年生の子とはサークルで知り合いました。

ちなみに、EPAの授業ではどの大学でも大抵5〜10人ほどいるので友達はできるそうです。(しかも結構楽しそう)


 <取ってよかったか?>
私には、学部を卒業する時点で、自分が当時持っていた単位で進める農業経済・農業開発系のMasterコースがありました。けれどもしっかりと農業経済をやりたいということで1年遠回りしてDiplomaに行くことにしました。

この1年のよしあしはこれからMasterに行って初めて気づくことではあると思うのですが、現時点では行って良かったと感じています。恥ずかしながら4年間で経済学をほとんど勉強してこなかったのですが、このように1年間で濃縮して取得できて、Masterで興味のある研究に取り組めるのであれば遠回りも悪くないかな、と。

この夏帰国してから学部時に在籍していたゼミに顔を出してきたのですが、やはり自分がやりたことはそこではなかったので、経済学分野に舵を切ってよかったとも感じます。

また、この1年で出会った社会人経験者の方にDiplomaの説明をすると、みんなそれは良い選択だと言ってくれたので、それで肯定感が強くなったのもあるかもしれません。




  • まとめ
なんだか最後のはDiploma礼賛みたいになってしまいましたが、本当は学部できちんと勉強して、大学院に進むのが理想的だとは思います。でもそうじゃなくてもやり直せる(また、社会に出てからでも、勉強したくなったらいつでも戻ってこれる)環境があるというのはすごく良いと思いました。
コース的にも、1年間で学べる量がかなり豊富なのでとてもおすすめです。

学部を卒業していきなり海外の大学院に進学するのは不安、という方はDiploma等への進学も検討されてみてはいかがでしょうか。







6.10.2015

Even we got the world,



最近Icona PopのWe got the worldという曲にはまった。
(試験期間中は大抵こういうアップテンポな曲にはまる)
Icona Popはスウェーデン出身のガールズユニットでゲイに受けている
自称フェミニスト。歳は私のちょっと上くらい。
We got the worldのMVがただただ最高そうで羨ましい。

先月Frances Haという映画をみた。
FrancesとSophieは親友で、27歳で、ブルックリンに一緒に住んでる。
そこから2人は互いから独立していくんだけど、
冒頭の仲良く生活している様は本当に最高そうで羨ましい。

私はかけがえのないと言っても過言ではない女友達が片手で数えるほどだけどいる。
もう本当に大切でいつでもお互いの理解者で話はつきないし最高としか言いようがない子たち。
そんな子たちと、これから出会う子でもいいんだけど、
Icona Popのふたりとか、Frances Haのふたりみたいに、
結婚してしまう前におかしいくらい親密になったり一緒に暮らしてみたりしたいと思う。
それくらい私は彼女たちと過ごす時間が楽しくて面白くて最高の快楽なのだ。
深夜の東京の散歩とか、お酒を抱えたover nightとか、世界の中心が自分たちにあるとしか思えない(we got the world!)


でも決してそれでは幸せになれないんだ。


アメリカでThe L word(worldと発音する)というレズビアンのドラマがある。
レズビアンのラブストーリーで、私たちみたいにふざけてるシーンもあれば、
シリアスに口論していたり、セックスシーンもある。
友達に教えられてtrailerを見ていたんだけど、それでなにかに気づいてしまった。
私はレズビアンにはなれない。


私は真剣に友達が大切だし
あすみが彼氏がだったらよかったのにって本気で言われるし
わたしも彼氏になれたらよかったのにって本気で思うんだけど
でも実際わたしたちはお互いが良い彼氏見つけて良い旦那見つけて幸せになってほしいって本気で思っている。それが幸せのかたちだと思っている。
お互いだけじゃ幸せになれないことをすごーくよく知っている。
私たちは私たちが他の女の子に取られることに危機を感じないし、
それで裏切られたって感じたりもしない。
私が幸せにしてあげられる限度も知っている。
いつでもそばにいることは変わらないんだけど、やっぱり違うんだ。


ゲイの友達が、同性だと何考えているかわかるしいいよって言ってたり
ayabambiの幸せそうな姿をみると、いっそレズビアンになれたらいいのに、と思うけど
私はどストレートなんだなって感じた。
別にレズビアンになりたいわけじゃないんだけど、親友たちとの関係性の限界に気づいたような、何かの限界(性的嗜好?)に気づいた瞬間でした。
私が幸せになるためには男がいる。
(※追伸にて追記あり)


救いは、Icona Popがレズビアンだと思っていたらそうではなかったから、
ストレートの私でもMVほど楽しい関係性を作れるということかな。


変な話だ。


Frances Ha (2012)

追伸:
実際バイ経験のある女の子と話していたら
私が幸せになるためには男がいるというのは、肉体的に男性が必要なのか、精神的に男性が必要なのか、または「男」含まれるその他の要素が必要なのか?
という問いがたった。それはまだわからない。

我ながらなかなかなことに気づいた!と思ったけれども、性の話はもっともっと深いようでした。

5.19.2015

留学記事②「イギリスの寮生活」

こんにちは :)
今日は私が住んでいる寮の紹介をしたいと思います!
外国の寮って学校のHPの写真じゃ信用ならないですよね(笑)

自分が寮を探すときにあまり記事をみかけなかったので、特にUniversity of Essexでaccommodationに迷っている人の役に立つようなことを書きました。
なので結構細かいです^^;


留学記事①「イギリスの大学のスケジュール」はこちら


  • 概要
私はイギリスのColchesterという街にあるUniversity of Essexという大学に通っています。EssexのColchesterキャンパスには大きくわけて5種類の寮が用意されており、私はUniversity Quaysと呼ばれる寮に住んでいます。

postgraduateの人はpostgraduateのフラットメイト、undergraduateの人はundergraduateのフラットメイトがあてがわれます。なのでpostgraduateのフラットは基本静かです :)


  • Quaysはどんなかんじ?
私のフラットは en suitといって各部屋にバス・トイレがついたビジネスホテルのような部屋です。建物は4階建てで、同じようなビルが20棟くらい並んでます。

立地は学校から一番遠くて、教室までは15〜20分くらいかかります。でも近くにコンビニとドミノピザがあるのでわりと便利かなーとは思います。
私は通学中に頭を切り替えるタイプなので丁度良い距離だと感じています。



さて中身の紹介です!


  • キッチン!
共有キッチンはコンロが4つと棚が1人1つずつあります。冷蔵庫が小さいのが少し不便ですが、オーブン、電子レンジ、電子ケトル、ライスクッカーが用意されているので来てすぐに炊事が始められます。

ちなみに、うちのキッチンはだいぶきれいな方です!(写真)
1人だけ困った子がいるのですが(後述)、他のメンバーはみんなきれいに利用してくれます。基本的にほかのフラットはどこも食器類出しっ放し皿洗いは後回しで机の上にも色々放置されてます。

たまに気分転換にキッチンで勉強したりもします :)





  • MY ROOM!
まあまあ快適です。多分日本の1人暮らし学生ワンルームと同じかそれ以上。
窓が北向きにあることを除けば満足かな、、冬は寒かった…w



机も広くて、コンセント4つと備え付けのライト、棚が4スペースあって使い勝手が良いです。(机の上の青いのはmacbookair11インチ。)




気になるバストイレも、まあまあきれいで広いです。(冬にお湯が出ない日が何回かあったけどねw)←repairを呼べばすぐ直してくれます。
シャワーのヘッドが固定されているのが難点ですがまあ慣れます。

写真右手のドアが部屋のドア、左手をあけるとバス・トイレになってます。2つのドアの間にある長方形の白いものはセントラルヒーティングという暖房器具。冷え性なので冬場はこれでは足らず、キッチンで勉強していました。






  • 気になるお値段£££
Quaysは約£117/週(£467/月)で、日本円に換算すると87000円弱/月というところです。(1ポンド=187円)日本円に換算すると高いですが、こちらではほぼ1ポンド100円の感覚で暮らしているので、アパートを探して住むことやロンドンの寮・宿に比べたら安いほうだと思います。

全ての寮は水道・光熱費、Wifi費込みの値段です。


  • おまけ:うちのラブリーなフラットメイトたち!
うちは7人で生活していて、その中で特に3人の子たちと仲良しです :)
そんなフラットメイトの紹介を!基本みんなマスターです。こういう感じで専攻国籍ばらつくんだ〜という参考になればな、と思います。

M:カナダ人の女の子。専攻はHuman rights。一番おしゃべりで料理好きでヘルシー志向。日本の女性の人権に関する問題やニュースを伝えると「Is it 2015 in Japan?!」と憤慨するなどおもしろいです。(おもしろくないぞー!)

H:インド系イギリス人の女の子。専攻はPhycoanalysis。私の中で一番きれいな英語を話す。Mと3人で彼女のゴシップを話すのが楽しいです。笑

L:中国人の男の子。専攻はFinancial business?。21歳にしてPhDの中国奨学生。中華料理ばかり作る天然系男子。MとHと4人でしょうもない話とかよくする。

S:イギリス人の男の子。専攻はInternationalなにか(忘れた)。170cmロリ声のノルウェー人の彼女を連れ込むためもはや彼女もフラットメイト。音楽爆音、食器洗わず、深夜も早朝もうるさい(いつ寝てるの??!)など、唯一の問題児。だけど人当たりが良すぎるのでなかなか注意できない…性格は悪くないから6歳児ということで上3人と話をつけた。笑

Invisible Chinese girl:中国人の女の子。専攻はBusiness。彼氏の家に入り浸るためレアキャラ。名前は前に住んでいたブラジル人のおじさんがつけた。

タイ人の男の子:名前忘れた…。この子は4月に来てPresessional courseに在籍中でやっぱりタイ料理ばっかり作っている。


基本的にはどこのフラットも過半数がSみたいな感じなので、うちはかなり恵まれていると思います。とくにM、H、Lとは生活の波長も気もあうから本当にらくだし、最近では帰国するのが寂しいくらいです。


  • おわり
寮生活、見た目は無機質ですが、たった1年の修士のためだったら利便性を考えて寮をおすすめします。特にEssexはまわりになにもなく、宅飲みかキャンパスのバーで飲むのでソーシャライズしたいなら寮です。

フラットメイトの行動に驚いたり、おしゃべりしたり、お互いの料理つまみあったり、というのが日常的にできるのが寮で留学生活を送る醍醐味かなって思います!

この記事がEssex進学者の目にふれる日はくるのかしら(笑)

おわり



5.11.2015

留学記事①「イギリスの大学のスケジュール」

テスト勉強への集中力がテスト2日前にして完全に霧散してしまったので気分転換にブログ書きます!ずっと書こうと思っていたイギリス留学に関する記事です。留学ブログっぽい?笑

まずはイギリスの大学のスケジュールを年間と週間にわけて紹介しようと思います :)
留学したい友達からも、旅行に来たい友達からもよく聞かれる質問です。

留学記事②「イギリスの寮生活」はこちら

  • 1年間の流れ:10月に始まって、その後は…?
画像はhttp://grow.weblike.jp/immature_design/images2/post/1128.jpgから頂きました


日本とは違う10月始まり、冬休みと春休みの長さとか、よくわからないですよね。
ということで簡単に図にしてみました!
日程は2014年〜2015年です。(すみませんが拡大して見てみて下さい…



それぞれの期間で何をするかというと、

- 秋学期・春学期:日本で言う「前期・後期」です。夏学期は授業がほとんどないので、1年間のカリキュラムをこの5ヶ月間で詰め込みます。なので進度は早いです。各学期に、中間試験(mid term exam)やエッセイ課題の提出などが複数(2〜4個?)あるのでみんな毎週何かに追われています。

- 夏学期:この時期は、各モジュールのクラス(後述)が1回〜2回あるので秋学期や春学期ほど授業が詰め込まれているわけではありません。週に3時間ほど授業を受けて、あとは自習にあてます。

- 試験期間:これは日本と似ていて、この期間の中でまばらに試験がある感じです。私は経済学部で全モジュールに試験があるため6つ受けます。

- 冬休み・春休み:これも日本と同じです。冬はたいていみんな実家に帰りますが、春は試験勉強を始めたり、旅行に行ったりします。学部によっては休み明けに課題提出があり、小学校の頃の「夏休みの宿題」的なものを抱えて休みを過ごしているそうです。

- 夏休み長いです。イギリスはアメリカより長いと思います。みんな実家に帰りインターンをしたりバイトをしたりなんやかんや充実させるそうです。


1年過ごした感想としては、学期中は授業よりも課題提出や中間試験対策に追われていた感じでした。日本で8ヶ月×4年間でやることを、イギリスは5ヶ月×3年間で終わらせるので、進度に差はあると思います。(日本の32ヶ月間よりもこの5ヶ月間のほうがいっぱい勉強した気がすry...
あとは夏学期〜夏休みまでの流れが日本との大きな違いかな、と思います。




  • 1週間の流れ:授業4科目しか取らないって暇じゃないの?
画像はhttp://www.essex.ac.uk/study/ug/から頂きました


日本では1週間に15科目とかとっていましたが、イギリスでは1年で8科目分しか取りませんでした。でも一週間に4科目しか授業がない=4コマのみ、ではないのです!

ということで今度は私の時間割をだしまーす!



これは春学期の時間割です。(※EC201などは科目コード)
これを見るとわかるように、イギリスでは1つのモジュール(授業・科目)に対して、2時間のレクチャー1時間のクラスがあります。
すなわち、1モジュールに対して週に3時間の授業があるということです。
なので5モジュール取っていた春は週に15時間の授業がありました。ほぼ日本と同じ!


- レクチャーとクラスでは何が違うのか?

レクチャーは、名前の通り講義です。先生が教科書やスライドに沿って講義をします。
クラスは、経済学部では「演習」という感じで、毎週出る練習問題の解説の時間になります。他学部では出されたReading(読み物、本や論文や記事)をもとにディスカッションをしたりするらしいです。


- イギリスのカリキュラムの良いところ

基本的にレクチャーの翌日以降にクラスがあるので、講義で学んだことをその週のうちに深めたり復習する機会があるということになります。日本の講義は大抵受けたらうけっぱなし、なのですが、こちらでは演習やディスカッションで知識を使うので、習ったことが定着しやすくなっていると思います。
高校のときと同じような勉強方法でやれるので、私は日本よりもイギリスのカリキュラムの組み方が好きです。

留学先を決めるとき、「モジュールをもとにコースを決めるといい」などのアドバイスをよく頂きました。日本にいるときは、「授業内容が文面だけでわかるのかな?」と思っていたのですが、こちらではシラバスの通りに授業が進み、1科目に日本の3倍の時間をかけるので、シラバス通りの深い理解、習得が可能です。




  • おわりに
海外の大学は入ると課題が多く、入るのは簡単だけど出るのが難しいといいますが、それは一般論であって専攻や大学レベルによって大きくかわると思います。

でも多分日本で社会学部や文学部や食料環境経済学科(!!)をするならば、イギリスでやったほうがより深い理解につながるのではないかなと思います。日本だと授業は教授のスライド、卒業してからはゼミで扱ったものしか覚えていないイメージですが、イギリスでは各授業で教科書通りに進み、クラスで復習したり何個もエッセイを書かされたりするのでより丁寧に学問に向き合っているような気がします。勿論日本で同量の勉強量を強いるコースもたくさんあるとは思います。

イギリスの難点としては、時間がかつかつなので教授の無駄話などは少ないところです。その点では日本のほうが色んな興味の種が落ちているのかな、なんて思います。


おわり。

5.09.2015

5月、テスト月間!

こんばんは、5月になってイギリスもあたたかい日々が続くようになりました。
最近はロンドンに行く日も晴れてる日が多くて、冬とは全然雰囲気が違くてうきうきしてしまいます。

さて、4月の振り返り。

①生活
かなりオーケー!
特にヨガ続けられたのが嬉しかったです :)
気分的に80%くらい達成?薬も飲めてるし。

②勉強
まあ進度はそんなに理想的に行きはしなかったのですが
やるべきこと結構やったのでいいかなあと。ミクロマクロの復習はやった。
edXはパス。途中でパソコンが壊れたので諦めました。笑
達成度は気持ち75%くらい?

③ほか
パソコンが壊れてしまい2週間くらいno laptop生活で色々遅れてしまったのですが、大学院進学手続き、インターン応募、もうひとつのインターンの話を進める、RAの仕事を作るなど、なかなか色々進められた気がします。
音楽聞けたのよかったよね♩
LSEに講演聞きにも行ったのですが、やや難しかった。inequality in England の話だったのですが、England国内の事情に疎いのであまり…というのと、redistribution, predistributionをベースにしたプロポーサルをどんどん出す感じだったので頭がついていかなかったです。でも経済学のimplicationっていうのがわかったから少しよかった。経済学分野の論文などは全然まだ読んでいないので。

こちらも達成度わからないけど、満足度は高いです(*^_^*)

晴れの日が増えるとQOLがあがっていくのかな。笑



さて、5月はテスト勉強に全力です!
目の前にテストがあるとわざわざ自分で目標をたてるまでもなくエンジンかかるみたいです!

最近は友達と過去問を解いていて、今まで習ったものが使えるようになるのがとても楽しいです。
去年日本で買って持ってきたアベノミクスの本でマクロ経済学的を用いて政策を評価しているものがあるのですが、それの意味がわかるようになってきてそれも嬉しいです。勉強している意義ってそこだよね。

①極力規則正しく生活して(自炊、薬、睡眠)
②戦略的にテスト勉強すすめていくぞ!

おわり。



5.04.2015

Classical Music

最近仲良くなった友達がチェロを弾いていて、色々お話を聞かせてもらったりコンサートに行ったりして、4月はクラシック音楽にふれる機会がとても多かったです。

ひとつは、ロンドンのRoyal Festival Hallであった大きなクラシックコンサート
Daniel Barenboim (conductor) & Staatskapelle Berlin (orchestra) with Martha Argerich (pianist)
曲はベートーベンのピアノ協奏曲第1番とシュトラウスの英雄の生涯。
音楽に関しては全くの無学なのですが、超有名な指揮者とピアニストによる演奏だったようで有り難い機会だなあと思いました。個人的には英雄の生涯の方が聞きやすくておもしろくて好きでした。戦ったり、安息を感じたり、っていうのが感じられて楽しかったです。

もうひとつは、友達自身の演奏するコンサート。
曲はヴェルディのレクイエム。
Essexのオーケストラとか、Essexのコーラスの人たちが、Essexの小さな学校をかりてやっていて、イギリスの田舎の違う側面を見た気がしました。ロンドンでは味わえない空気感。
そしてイタリア語の歌を聞いて中高で意味もわからず歌った歌を思い出しました。レクイエムが耳なじみがよかったのは曲が有名だからなのもあるけど、そういう記憶もあるのかなーなんて思ったりもします。


大学に入ったときに絵画を見る目を養おうって決めて、学部のときはよく美術館にフラフラと行っていました。(京都の平安神宮の近くの美術館はよく色々な展示がきてリッチでした!)

今回でクラシックの良さの片鱗をつかんだ感じがしたので、これからはクラシック鑑賞も意識的に生活に取り込んでいきたいなあと思いました。
やっぱり生の音はひきこまれるなあ

そしてチェロがうまい友達とピアノがうまい友達にはいっぱい弾いてもらおうと思いました。笑

4.06.2015

4月、Happy Easter!

全然イースターなことはしないんですけど!
日本は桜よ花見よ新年よ、と区切りの4月ですね。
こちらはイースタホリデー真っ盛りで全がゆったりと流れていますが
やはり日本人魂で4月はしゃっきりしたくなるものです。


  • 3月のふりかえり
①勉強(達成度50%)

・計量経済の課題はできる限りを尽くして提出しました。
・開発経済のタームペーパードラフトは間に合わず、、無念。

②生活(達成度50%?)

・処方された薬はあんまり飲んでません、、、
・春休みヨガはいいかんじ!

③旅行(達成度85%?)

・ミラノ万博に行けるお金が余ったか怪しい…!
・けど全て最高に楽しかったです!モロッコは特に最高!!!


  • 4月の目標
一応バケーションは4月中旬で終わるのですが、その後も授業はたまにあるくらい。
examが終わる6月最初の週までは浪人最後の2ヶ月のように
モチベーション切らすことなく勉強していきたいです。

①生活

・週3でヨガ
・処方された薬を飲む(飲みきらないと帰りの荷物になる…)
・節約!ミラノ!できれば今月は200ポンドで乗り切りたいです。

日本人のお姉さんでヨガ相手が見つかりました!
いい感じに歳も離れてるのでなあなあにならずに続けられそうです。
(しかもよく笑う)


②勉強

・4月最終週までに、6科目のモデル復習とPractice解き直し
・edXでとったWritingのコースを勉強する
・さらにそれをlearning resource centerにもっていく!

計画をたてたのでそれに沿って、浪人方法で週に1度は修正日です。(笑)
結構厳しいと思うけど、5月に入ったら過去問を解きたいので頑張ります。

Writingは結局この1年逃げてきたので、取り組みたくて。
経済の勉強ばかりだと嫌になっちゃうしね。


③ほか

・日曜日にはブログが書けたらいいなあ
(イギリスの大学アカデミックカレンダーか、テスコの買い物)
・友達とごはんを作る飲み会したいなあ
・ミラノのチケット手配等終える
友達と行くか、インターン先の方々と行くか、先方の様子見ですがインターンの方々と行けたらかなり濃いツアーになりそうです。とにかく今なら往復7000円以内なので早く決めてしまいたいところ。


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  • 24歳問題
最近、24歳女子未社会人の子たちからの不安や悩みをよく聞く。基本は浪人で院生で就活している子たちで、就活不安もあるし、学部卒の友達が社会人3年目に入っている間に自分はなんなんだ…みたいな話。
私もdiplomaとかやっちゃってまたこれから2年マスター行くとか少し笑ってしまうようなモラトリアム人間だけど最近もういいかなーってなってきて、その適当さを振りまいています。

学部卒業してすぐ就職しなかったのは、自分が成し遂げたいことがあるからなんだよね。だから私はこの道を選んだ。確かに今そばで同じ方向を向いて先に社会人になって現場で活躍している同年代もいるけれど、遠回りでもいいから彼らとは異なる価値を身につけるために今自分たちはこの場所にいてさ。そのプライドだけもってやることやってれば、別にたった今の自分と誰かを比較する必要はないんじゃない?と思う。プライドもてよー!

とかなんとか言って24歳女子をなだめてるので帰国したらぜひビールをおごってほしい。(金欠必至!)

(あとこれはそのうち26歳問題とかいう名前にかわって結婚相談を受けるんだと思う。)


  • マスター、返信こない
結構late applicationだったしまあぼろくそな内容なんで落ちたのかなあと思って、今は骨をアリゾナに埋める気概で生きてます。
あったかいところに住みたかったし授業内容興味あるし授業料出してくれるし南米近いから全然構わないんだけど、他からの返事ほしいなああ〜


  • 彼氏と別れた
春は出会いと別れの季節とかいうので、別れました。
そんな単純な話じゃないけど、あと2年の遠恋をあの人とはできないなって思って区切りをつけました。最近もやもやしてたから、けじめをつけてすっとした。
おかげで色々やる気も出てきたし、勇気をもって逃げ場をなくすのも悪くない。


  • 夏のインターン
色々と選択肢はあったのですが、某ぢゃいかのインターンに応募することにしました。
去年は書類は通り、日程調整でNGだったので今年はそこらへん丁寧に選んで応募書類を作成しています。
一応受かることを前提で帰国の航空券手配とスワヒリ語学習(実はタンザニア人の知り合いがこっちにいるんだ!)を進めようと思います。



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最近は完璧主義治癒方向で自分を甘やしまくったり、経済学しかふれないから開発への熱意が薄れたりしていたのですが、やはり4月っていう季節と、夏のインターンを考え始めると色々やる気がみなぎってきて気持ちよいです。サマータイムにかわって日ものびたし!

るんるんした気持ちで今月を乗り切っていきたいと思います。


おわり。

3.11.2015

3月になっていました

気づけば2月も3分の1が終わり、エセックスでの授業も来週で終わってしまいます。
先月たてた目標の振り返りと、残り3分の2の3月の目標でも。



  • 2月ふりかえり

①勉強(達成度40%)

first degreeには全くもって届かず...
ミクロ○:結果?、やれることはやった。
マクロ○:結果76点、やれることはやった。
経済数学×:結果56点、やってしまった…ほぼのーべんでした…
計量経済×:結果?だけど多分最も悪い。復習追いつかず…
日々の予習復習×:テスト勉強で復習はしたが、日々の勉強は全くできなかった。

反省。
summer examではこのようなことのないように、
4,5月は実現可能な計画を立てて挑みたいと思います。


②生活(達成度75%)

自炊◎
ヨガ◎
睡眠サイクル△:3週目は12時から飲みに行ったりしてしまった。


③ブログ更新(達成度0%)
これは仕方ないかなーと思います、4, 5月へ後回し。



  • 3月の目標

①勉強

3月残り一週間半の勉強目標は、
・計量経済の課題を完璧な状態で提出することと(これは可能なレベル!)
・開発経済のタームペーパードラフトを提出すること
です。

とりあえずやることやろう、、、


②生活

睡眠サイクルは期待しないことにします。
テーマをかえて、
・処方された漢方を1日3度食前に服用すること
・春休みもヨガを継続すること
にします。


③旅行

全然勉強してないのに旅行するだと、、?!って感じですが、します!
というか、訪れてくる人が多いです。
・8, 9日の友人coupleとのロンドン
・20~22日の彼氏とのロンドン
・23~26日の友人とのモロッコ(これだけ自発的旅行)
・28日の友人とのオックスフォード
4,5月は勉強するだけなので、今月遊べるだけ遊んでおきます。
目標は
・ミラノ万博へ行けるだけの予算(200ポンド)を残して遊ぶ
ですね。(笑)


  • 目標をたてる、ということ
2月の目標達成度、全体的にダメですね。(笑)
でも今回、自分が到底無理な目標を念頭において生活していることがわかったのが収穫かと思います。書きおこすと理想と現実のすりあわせがかなり捗りますね。haha
実はこのように月々の目標を決めるというのは初めてでした。
先日書いた完璧主義の記事ともリンクする話ですが、こまめに実現可能な目標をたてることが自分と向き合ういい方法なのだと思います。なので、今後も継続していこうと思います。


  • 月に1度は自分を見直す日を
今日は朝イチの授業に寝坊してしまったので家にこもってたまっていた家計簿やiPhoneの中身整理(iPodが壊れたけどiPhoneは容量オーバーで音楽入らなかったので)、各所へのメール返信とこうして目標をたてることなどしてました。
私にはまだまだ、日常をこなしながらこまめに見直すということができません。学生として時間がある限りはこのやり方でいいかなと思います。

先月はテスト勉強しないと、という気持ちが大きくてそれ以外があまり見えておらず、お酒を飲むことがストレス解消みたいになってしまいました。(個人的に人間関係のストレスがあったこともあり。あと飲み会が楽しくて!)今日久しぶりにFacebookをゆっくり見てたら、色んなinspiringな情報が流れ込んできて、すごく気持ちが上向きになりました。元インターン先の方へ連絡せねばならなかったこともありますが、やはり自分の興味・関心のネタを自分に補充してあげるのも大切だな、と思いました。

少しずつ自分の満足する自分になれたらいいな。



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来月の今頃には大学院の結果も全て出そろって、これから2年の私が見えているのでしょうか。
今のところfunding offerをもらった学校にしようかと思っていますが、あと数週間にかすかな期待を抱いて過ごそうと思います。
そして、そろそろ途上国へ行く予定をたてたいです。去年よりもパワーアップした自分で乗り込みたいです。


かしこ。

3.02.2015

Fabulous February!

2月は色んなことが盛りだくさんであっという間に終わってしまいました!
結構楽しいことも多かったので日付ごとで振り返ってみます :)



  • 4日、Jeffry Sachs の話を聞く


LSEでJeffry Sachsの講演があるということでたまたまロンドン行く日でもあったから行ってきました。
タイトルはSustainable Development. (ああ、いつもの…)「今までの開発(ただのDevelopment)はある意味成功しており、1990年に43%だった貧困率は現在17%まで激減した」「けれども果たしてそれは持続可能だったか?」「所得格差とsocial exclusion, 人口像か、環境危機の増加は止まらない。これからは持続可能な開発(=sustainable environment & social inclusion)を目指す時代だ」というような話です。

そして、持続可能な開発の達成には、テクノロジーが大きな役割を担うだろうということで、Resilient Agricultureを含む複数の分野に関して15こくらいのテクノロジーにメンションしていました。また、3つの大きな合意形成の場がある今年は、持続的開発にとって大きな1年になるだろうとのことです。


本筋とは離れるのですが、政治家は真実とは別の軸(=票を集める)で動くから、大学の役割は真実を伝えることだ、というメッセージが最も心に響きました。すなわち、unsustainableなことでも政治家は行いますが、その真実をつきsustainable developmentに誘導(?)するのがアカデミアの役割だと。(やや私見含む)


そしてその後著書にサインをもらいました!笑
(けど個人的には12月にあったイースターリーの講演に行って彼のサインが欲しかったな、、、やっぱサックスの話はなんか美しすぎるし合意形成のその先のほうが興味あるし、、)





  • 5日、マスターに受かる

アメリカの農業経済のマスタープログラムに1つ受かりました。
他はまだ結果が出ておらず…結果が出そろい次第進路が決まりますが、とりあえず来年はアメリカです!





  • 17日、花とパンケーキと女子会と

フラットメイトと共通の友人を呼んでパンケーキパーティをしました!
結局6カ国の女子8人集まったものの、イギリス人はおらず、完全にアメリカンなパンケーキでしたが楽しかったです。イギリスのパンケーキは日本のクレープみたいでレモンを入れて作るみたいです。
こちらはバレンタインデーに男性から女性に花を贈るのが風習だそうで、15日以降は売れ残ったお花が格安で売られてたので思い切ってテーブルをデコレーションしました!




みんなで何かを食べるのはやっぱり楽しいからまたやろうねって言って解散。
みんなが去ってからフラットメイトと「We got it!」とハイタッチ ;)





  • 22日、デコラティブな進路を!


22日はIDDPさん主催のキャリアワークショップがありロンドンへ行ってきました。
キャリアワークショップ自体は結構堅実なお話で、別のところで消化します。
そこで隣に座った子が、障害と開発をテーマにしていてとても興味深かったです。


その後、イギリスに着いたときに泊まった宿で友達になった、グラフィックデザインを学んでいる友達とごはんに行ってきました。

奇しくも私の大好きなアーティスト、The SelbyがSelfridge(高島屋みたいなデパート)のウィンドウディスプレイを行っていた時期なのでそれも見てきました。
ずっとファンだったので彼がキュレートした世界観を大きなディスプレイで見れたのはとても嬉しかったです。(基本は写真ばかりなのですが、たまに映像を作ったりもしています。)

画像はhttp://theselby.comより

友達はすごく個性的な子で、でもしっかりと一点を見つめていて、会うのは2回目だけれども本当に良い時間を過ごせました。彼女のデコラティブな感じがすごく好きで、いつか私が本を書くときは編集してね、という話をしておわりました。



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2月はアプリケーションもおわって、5ヶ月目にして漸く留学生活が楽しめた感じがしました。最後の一週間は少し人間関係でうまくいかないことが多く、イライラしていたのですがそれを除けば結構いい感じだったかな?
この記事でハイライトした4日はとても楽しくて、留学してよかった!って強く思いました。


完璧主義とつきあう

自分がポジティブなときとネガティブのときの差がいい加減激しく、完璧主義だということにも薄々気づいていてるので、まじめに "Perfectionism" に関する文章を読んで少し分析してまとめてみました。(これがもう完璧主義!笑)



  • 2種類の完璧主義
まずは2つの完璧主義の紹介から。


1つめが、Pathological Perfectionism.
これが一般的に言われる「きちんとできないと無理!」という負の完璧主義で、さらに3種類にわかれます。
1)Self-oriented: 自分に対して到底不可能な基準を設定する
2)Other-oriented: 他者に対して自分の高い期待を押し付ける
3)Socially-prescribed perfectionism: まわりの人から高い期待をもたれているように感じる


2つめが、Positive Perfectionism.
これは、「仕事に全力で打ち込んでいてすてき!」な人の正の完璧主義。

少し概念的な(カルヴァンの職業召命観を彷彿させるような)話になるのですが、そもそも、完璧主義とは「自分の運命を達成し、可能性を理解し、天職を全うすることへの内側からの要求」であり、情熱をもって天職に没頭しているときのその情熱こそが「完璧主義」といえるそうです。

このタイプの完璧主義は人に限界があり、完璧が不可能なことも理解しているため、失敗から何かを学ぶことを知っています。
(なんだそれ完璧じゃないか!)


  • 負の完璧主義はどうしてうまれるのか?
正の完璧主義だけだったら最高ですよね。でも負の側面を持っているから悩んでいるわけで…原因は以下のような一連の過程だといわれています。

人生の早期の段階で、自分の何かの達成度を他人から評価されてきた
→自信をつけるのに他人の評価が基準となる
→他者の批判などに過度に傷つきやすくなる
→自分を守る方法として完璧を目指そうとする

その結果うまれた完璧主義は色々な負の感情と関連しています。
例えば、失敗への恐れ、間違えの恐れ、受け入れられないことへの恐れ、1か100かのマインドセット、過剰な量の「〜すべき」、他者は簡単に成功をつかむという思い込み、などです。



  • 良い方へむかうために。
基本的に、他者からの期待を切り離して自分の夢や欲をベースに目標を設定することが重要です。まずは、完璧主義は望ましくなくて、幻想で、到達不可能であることを理解することから始まります。次に、自分を傷つける考え方や行動をやめることです。


例えば…

・大きなゴールを1つではなく、小さなゴールを連続的に設定して、少しずつ達成していくこと。
・自分が成功できる基準を実験していみること。例えば今まで100%でやってたことを80、60%でやってみる。完璧じゃなくても死なないことがわかるとのこと。(おもしろい)
・結果だけじゃなくて過程に目を向けること。どれだけ達成したかじゃなくて、どれだけ楽しんだかも評価すること。
・不安や鬱は自分自身に「無理しているんじゃない?」という質問のきっかけにしてみること。
・たくさんのポジティブなことは、失敗して始めて出会えるということを理解する。(アメリカンだよね)もっと具体的に言うならば、最近やった失敗から学んだことや学べること全部書き出してみる。
・1か100か思考を避ける。優先順位をつけることを学ぶということ。


だそうです。
最近、「完璧主義を治すって考え方、やめませんか?」という記事を見つけてすごくいいなと思ったのですが、これは、「自分が成功できる基準を実験してみること」の例だと思います。

  • 正の完璧主義は本当か?

実験によると、Self-orientedタイプの完璧主義者はその完璧主義的側面が学業成績や人生の満足度と有意な関係があるそうです。(他2タイプは有意な結果が出なかったらしい)
しかも、学業成績に対してはポジティブな関係があり、内発的なモチベーションの高さや仕事に対する勤勉さがみられるとのことです。
人生の満足度に関しては仕事の出来具合との密接な関係があるそうで、それはなんだか完璧主義って感じですね。


  • 以上を踏まえた上での自分に対する考察
私は、1)self-oriented タイプの完璧主義です。
多分誰よりも自分自身が自分を許せなくて、たまに自分が達成したことをfacebookに書いてたくさんいいねもらって漸く自分に価値があると納得する感じです。
以前までは1と3だったのですが、大人になって親と話すうちに、親から感じてたsocially-presicribed perfectionismが解放された気がします。

原因も典型的で、親から言われる3種類の言葉として今でも残っているのが「それでできたって言えるの?」「(少しでもミスがあれば)全然ダメじゃん」「(非効率な方法をとると)ちゃんと考えて行動しろ」なので、何事も最も効率的な方法で完璧な状態にもっていって始めて、評価の対象になります。「当たり前のことを当たり前に」できていたので、過程に価値などありません。

ただ、好奇心旺盛でチャレンジ精神も豊富な家庭だったので、正の完璧主義の側面ももちあわせています。
「これ!」という目標を見つけたときのエンジンがかかる感じ、一直線な感じはとても気持ち良いし、経験上それなりの結果もついてきます。今思うと、浪人までの人生19年間、ずっとこの状態でいれたほうが異常だったのかもしれません。(19年は言い過ぎだけど、中学受験を始めた小5から)



この正と負のバランスをこじらせ始めたのは大学入学後合わない部活と合わないクラスに身を置いてからで、それまでのように「当たり前のこととを当たり前にこなせ」なくなりました。大学後半2年くらいで、他人がそう容易に成功するわけではないこと、みんなわりと失敗していること、「当たり前のことを当たり前に」は難しいということを知り少しずつダメな自分を受け入れるようになりました。新しい目標が見つかったり、気の置けない友達ができたのもとても大きいです。


  • 負の完璧主義の防止のために

ということで、正の自分をのばしてあげて、負の自分を看てあげられたらいいなと思うわけです。

まずは、自己肯定感がぬけているので、掲げた短期目標への達成度をきちんと評価してあげることかなあと思います。その際過程に目をむけることと、次の目標に対しては達成可能なものを設定すること。
高い目標をたてるよりも、たくさんPDCA回すことを考えることですね。

あとは、同じような思いをもつもの同士で「がんばってるよね」って励まし合うのをわりと今までやってきました。

具体的ではないのですが、具体的な目標設定は後ほど他の記事で書こうと思います。
他にもある気がするけれど、少し頭が疲れてきたので今日はここで…。




(参考文献)

Olsztynski, J. (2001) "Perfectionism - Is it A Good Thing?" PM Engineer. 
Diamond, S. A. (2008) "Perfectionism, Competence and Creativity" Psychology Today.
Capan, B. E. (2010) "Relationship among perfectionism, academic procrastination and life satisfaction of university students" Procedia Social and Behavioral Sciences (5) 1665-1671


2.04.2015

2月になりました



早いものであっという間に2月。
写真は先週の雪の様子で、寒さもピークを迎えています。

一昨日の日曜日は久々にスーパーでがっつり買い物をして、ごはんの準備をしたり、寝具の洗濯をしたり、靴を磨いたり、ケーキも焼いてたっぷり日曜日を謳歌しました。何も考えずに家事に没頭するのは大好きです。それに、生活の下地が整っているとすごくスムーズに物事がまわると思います。(その逆も然り)


そんないいスタートを切った2月の目標でも。

①勉強

今月はアサイメント1つとテストが3つあるのでアプリケーション時に手を抜いてた分を猛スピードで挽回します。目標があるとやりやすいから楽しみ。
テストのない計量経済は、授業の予習復習だけしっかりやるつもりです。
マクロ、ミクロ、経済数学はそれに加えて過去の分の復習や教科書の該当箇所を往復することになるかな。
私は好き嫌いが激しいので、嫌いな科目でテストがあると無理矢理勉強できるから助かります。やる気でる!
ちなみに目標はfirst degree (90点以上)をマークすること。

②生活

1月の最後の週、自棄になって昼夜逆転ファストフード生活をしていたら日曜日から風邪をこじらせてしまいました。鼻づまりと鼻水が止まらない。普段自炊なので、きちんと食べないと体はすぐダメになるんだなあと思いました。体も冷え込んで、足先の冷えが1日中とれません。
まあ食べ物戻したら治るやろってことで、日曜日にスーパーで豆や根菜を買いこんでみたり、緑茶を煎ってほうじ茶にしたり、乾燥生姜を作ったりしたのでゆっくりあたためていこうと思います。
あと、早寝早起きする。12時には就寝の準備をして1時までに寝たいです。
私は肌荒れには早寝早起きが一番効くっぽい。


③ブログ更新

実はずっとイギリスの大学の授業体系について記事を書きたかったので、気分転換に2記事くらい書こうかなって思っています。
日本と全然違う基準をもっている他国の大学を選ぶのって、すごく難しいと思います。私は学校のウェブサイトだけではよくわからず色んな人のブログを読みあさって感覚をつかみました。なので今度は留学生としてフィードバックしていけたらな、と思います。
あとはフラットのこととか、スーパーの買い物のこととかについても書きたいな。
私のフラットは、わりと生活スタイルの近い子たちが多くて当たりです。


以上が目標。


ついでに近況報告でも。

今週は私とフラットメイトが交互でお菓子を焼いているので(なぜか)、QOL高くていいかんじです。帰ったら甘いものが待っているって幸せ :)
さらに先日、夏に家庭教師していた子(なんと週9時間算数やってました…!)がめでたく第一志望に受かったので、なんだか幸先の良い2月です。

明日はロンドンで出張の帰りの父に会い、その後Jeffry Sachsの講演を聞いてきます!こういう著名な先生の講演を生で聞けるのが、留学のいいところかなあと思います。アメリカだと地方大学は都市から離れてることが多いのですが、イギリスだとロンドン近郊にたくさん大学があるので、地方大学生でも貴重な講演を聞くに行く機会が多い気がします。

21日にはIDDPさんのキャリアセミナーもあるので、今月は2回もロンドンに行きます。
とっても楽しみ!
(時間があればEast Endのvintage shops行きたいなー!)




一気に書き上げたのですが、今月は自分を磨き上げる月になりそうです。
ちなみにイギリスでは2月にパンケーキデーというパンケーキを食べる日があるそうなので(しょうみパンケーキデーって何?って感じだけど、今年は2/17らしい)、友だちとはそのタイミングで騒ぐんじゃないかなって思ってます :9




ではでは

2月が終わったらちゃんと振り返りますね!まずは勉強頑張ります!

1.26.2015

passionのありか

TEDにお叱りを受ける。

留学に来てから、死ぬほど苦しんだり死ぬほど楽しんだりしていない気がする。これでいいのか?っていう疑問が、かわらずある。きっとこれは消えないんだろうけれど、それにしても、だ。

前期は勉強しつつ人間関係で少し疲れたりした。

後期はアプリケーションやろうって決めてもうすごいぐだぐだ。毎日書類手配揃うかどうかだけで頭がいっぱいで、ストレスがひどくてレモンそのまま食べてる。(クエン酸回路まわしたい本能だと思ってる)

この大学に来てから、そこそこちゃんと勉強してそこそこ楽しい友だちできて日本人の子も外人の子もなんだけど、まあ、そこそこフラットメイトに恵まれて、自炊歴5年目なのでしっかり食べて健康も害することなく、ね、これなに?みたいな。そこそこのオンパレード。

こないだ日本に留学したイギリス人で日本に大学院留学したいって言う子と1時間ちょっとくらい話したんだ。久しぶりに、日本の社会問題について議論して(彼の着眼点はわたしは初めて出会ったからとても楽しかった)、これだって感じたんだ。社会に対して疑問を抱いて、その解決策として出会ったものに学力が必要だったから修士進もうと決めたんだよね。京大からの逃げもあるけど。

前期は自分で決めた勉強サイクル一応まもって、そこそこやってきた。アサイメントでいい点数もとった。後期もそれは継続するつもり、でももう1ランク上の努力をしたい。
どうやってやればいいのかわかんないし、誰に相談すればいいのかわかんないし、どこにたどり着きたいのかも正直わかんない。
こんなときネットワーキング不足をすごく感じる。

大学では、学生団体のネットワークは結構広がってたんだけど、アカデミックは全然だったんだなって本当に(成績表とともに)痛感。
アメリカ大学院留学生のブログを見てすごく反省しました。彼らみたいに、苦しんだりもがいたりして壁を越えていきたかったはずなんだよな。

まあなんて言おうともまずはアプリケーションを終わらせないと次に移れないので、こちらを頑張ります。2つのこと同時にできないもんで…

勝ち戦で進むこともできるんだけど、それでまたそこそこを得るだけだったらなんの意味もない。今の大学は勝ち戦。正直京大も、農学部にした時点で勝ち戦。一個前の記事のときはかなり弱っていて自分でいることが必死だったんだけど、自分の根底にあるものに触れると、それじゃあだめでしょって、自分が言ってる。挑戦し続けなきゃ、楽しい世界は開けてこない。試しに1週間全力で挑んでみようと思う。but, unless, excuseは嫌いだ。かっこわるい。

1.04.2015

北すぎていろいろ!北緯65度の町、Älvsbynに滞在してきました。

クリスマス期間にスウェーデンに1週間旅行に行って来ました。
前半はÄlvsbyn(アルスビン)という北の町の友だちの実家に、後半はStockholmで観光してきたので旅行記かきます :)


  • How to get to Älvsbyn?

Alvsbynは日本でいう青森的なところで、ストックホルムからフライトも出てるのですが、折角なので夜行列車で行ってみました。(13時間くらい?)
夜行列車はオンラインで予約できて、往復1 50ポンド(約3万円)でした。ロンドンーストックホルム間のフライトより高いものの、スウェーデン国内のフライトより安いです。

朝は車内アナウンスも特になかったので、乗り過ごしてAlvsbynの次の駅、Bubudaで降りました。うける。いやうけない。
駅にeduroamがあり友だちに連絡できたので、そこまで迎えに来てもらいました。(感謝)
乗る際はみなさん気をつけてください。笑


  • 北すぎて色々。

北緯65度なので、日出が10時前、日の入りが14時、日照時間は4時間です。昼まで寝ると詰みます。そのかわり夏には白夜があるらしく、一晩で植物はぐんぐん育つしみんなもハイになってらんらんしてるそうです。


家の裏には高床式のガレージが何個かあって、そのどれも築30〜50年だと言われました。
乾燥してるし虫もこないしで、朽ちることがないそうです。日本だと考えられないですね。でも火事はよくあるそうです。笑



家の1階のガレージにはボイラーがあり、薪をくべて水をあたため、その水を循環させて家を暖めてるそうです。村の家々には煙突があったのですが、もくもくしていたのはこれかもしれません。木材資源を用いた自家発電に関しては、オーストリアの木材ペレット利用率が高いというのは聞いたことあったのですが、スウェーデンはオーストリアよりも薪生産が高いそうです。(←このリンク、適当に探したソースだけどおもしろいこと書いてあった!)それにしてもこんな当たり前のように出てくるとは!



北国の夜空はとてもきれいで、星がくっきり見えました!写真におさめられるほどではないですが、オーロラも見れて感動!空がぼんやりと光っていて幻想的でした。

あと癖で見ちゃうスーパーの野菜、葉もの野菜はスペインやオランダからの輸入、フルーツは中米からの輸入品を見かけました。−20℃の天気予報をみてると冬の間栽培コストが跳ね上がることはなんだか容易に想像できますね^^; (それとも薪代が安ければ温室ハウスも簡単なのかな?)ちなみにスウェーデンは酪農が強いそうです。



  • スウェーデンのクリスマス


クリスマスになると星型のランプを窓辺につるすのが習慣です。なのでどの家にも同じ星形のランプが見れて町全体(国全体?)がかわいらいしくなります。

日本と似ていて25日よりもイブの24日の方が盛り上がるらしく、24日の夜は色んなお客さんがごはんを食べにきていました。ここはお父さんがスウェーデン人、お母さんがガーナ人なので、洋食に加えてライスとカレーもありバラエティ豊かな食卓でした。

プレゼントをあけるのも24日で、残念ながらサンタさんにまつわるエトセトラはありません。


  • 田舎町のあれこれ。


Alvsbynは小さな田舎町です。同じ世代の子たちは村で200人くらい、みんながみんなを知ってます。

25日の夜には町に唯一のホテルでクラブパーティーがあり、私も友だちとその友だちについていって遊んできました。
小さな町の年に1度のパーティーのためその場は同窓会状態。会場のホテルも人をさばくのになれておらず、−20度の中20分くらい外で待ちました(死!)ちなみにDJは友だちのお父さんの先生だったらしいです(笑)


その後家に帰って、友だちと「友だちの友だちの元彼も来ていて」どうのこうの話から、「田舎町」の話をしました。

この町は小さくて、町を出る人も少なくて、みんな小さなコミュニティに閉じこもっている。近くに大学もなくて、短大を出て働き始めて、大人になる自覚もないまま子どもができて結婚して落ち着く。
みんな外の世界を知らなくて、ここでの評価が全てで、自尊心が低い。

移民が住む地区があって、そこではロシア系の移民がウォッカを仕入れているから18歳未満の子どもは飲みたくなるとそこへ行く。けど親はあまりいい顔をしない。
移民は国からお金をもらってるからあまり働かないし、問題が起きるのはきまってその地区。友だちの親友のお母さんなんて悪いことをして国から追放されたみたいです。


なんだか日本の「村」意識、マイルドヤンキーなどに近いものを感じるとともに、移民問題も抱えていて状況がより複雑なコミュニティのようでした。こういう話を聞くといつも日本の移民受入について考えないとなあと思います(誰かいい本紹介して)
日本では国内のCommunity developmentをすすめるNPOさんがいますが、当たり前だけの他の先進国のrural areaでも必要とされてるんだなと感じました(まあ正直そこに問題があるのかどうかすら私にはよくわからないけど)。そして移民のことを考えるとかなりのスペシャリストを要しそう…。

友だちは高校はロンドン、カレッジはストックホルムで両親も国際結婚で、そして教育のたまもの(?)か17歳なのにすごくしっかりした考えを持っている子です。この村のことは嫌いではないけど、村の人たちの自尊心の低さとか民度の低さ(DVとか、ファストフードだけの食事とか?)を悲しんでました。そんな感じで話し込んでたら朝の6時になったのでお開きになりました。



  • そして翌日昼過ぎに起きて太陽とか1時間くらいしか見れなかった・・・


いくら寝ててもおっけー、好きなときに食べておっけー。
気づいたらリビングにいて、そしてたくさんおしゃべりする。
留学に来て以来初めてこんなに快適な暮らしができたのでとても離れたくなかったです。

お父さんは自然のことに詳しく、なんでも自分で作ってしまう人。(彼の迷言は「Banana is not a fruit, it is a herbal plant.」です。わろーた。)お母さんは以前わたしに「you deserve to be happy」という言葉をかけてくれた、とても大きな心の持ち主で、(お腹も)心も満たしてくれる人です。
他にもお母さんの親戚の子ども2人が一緒に暮らしていて、友だちの弟も入れると6人(+4匹)家族ですごくにぎやかな家でした。

このとき実は切羽詰まってやらなくちゃいけないこともあったのですが、全て忘れて完全にオフになることを決めてゆっくりとさせてもらいました。私は高い目標に対して精神的に追い込んで自分でつぶれるタイプなので、こういうふうに人と話しながら追い込まなくてもいいんだよと言い聞かせる時間は大切だなと感じました。take it easyなマインドをサプリメントするというか。なんだこのルー大柴な文。

ぜひまた行きたいし、これからもずっと大切につきあっていこうと思っています。
そんなあたたかい家庭に別れを告げて、夜行列車にのってストックホルムに戻りました。



R.I.P to my dearest friend

My close friend in Tucson committed suicide It was Saturday morning here 7:30am Woke up and checked my phone Had a message from Tucson...