Key of Urban Agriculture
スーパータフな4日目でした。
- Brooklyn Navy Yard Farm by Brooklyn Grange
海軍基地跡地の屋上を農園にしたところ。手がけたブルックリングレンジはわりと有名な都市農業推進団体。(そしてクール。)
ここは難民・移民の職業訓練も行っている。(だから人は撮っちゃだめって)市からのルーフトップガーデンの許可はとりやすいみたい。やはりグリーンが増えるのは、ヒートアイランドだとか雨水流出の解決策にもなるから。雨水流出に関して強く言ってたことから、東京とニューヨークの下水力?の差を調べる必要を感じた。
都市農業のドライバーは色々なところにあるし、話を聞いてその重要性に気づいたりする。
ハチミツを買って帰ったよ(^_^)
ルーフトップガーデンつきのレストランにいってきました!産直の一番すごいやつ、店産店消ってやつです!
簡単に言うと、これ↓が
これ↓になります
マンハッタンのほうにあるレストランで、おいしくておすすめでした!
なぜか紙製のストロー。おしゃれ!やけど最後ぶよぶよになってきた(笑)
その後はファーマーズマーケットを経営するDown to Earthのマーケットのひとつに言って来たよ!わりと普通だったかな、、、
イケメンの農家のお兄さんがいて、イケメンだったことしか覚えていないよ!笑
イケメンはすごく野心的に農業していて、hydroponicsにも興味をもっていた。かっこいいわ。
同行人のいちばんのおすすめコーヒーやさん、マンハッタンのAbraco Espressoに行ってきました。おごってくれたよおねえさん♡thx!
ここのオリーブオイルケーキがおいしいとのことで、食べてみたら本当においしかったです!オリーブオイルケーキというものを初めて食べたけど、本当に最後にオイルの味がするから不思議。
そしてその日最後の訪問先、ハーレムにあるCorbin Hill Projectのオフィスへ。これは自分でとりにいく東都生協のようなもの。会員は週1で野菜セットをそれぞれのピック場所へとりにいく。
そこで話した人たちがすごく気さくで、フードシステムとかについてたくさん話すことができてとても楽しかった!(長い1日で、疲れて話せなかったのが無念・・・)
これは低所得者向けのプロジェクト。確かに、アメリカのスーパーや、みてきたハイエンド野菜に比べると、18ドルで袋一杯に新鮮な野菜が買えるのはとてもお得な気がした。
日本ではこのような取り組みはないのか?と聞かれ、まず野菜がここまで高くないと答えたら、ヨーロッパ人と同じ答え、と言われた。理由については、伝統的な貧しい人=農村部の人は野菜がある、そしてJAのおかげで野菜は安い、と答えた。社会構造の違いを感じた。アメリカでは移民という、職も土地もない人っていうのが、伝統的に存在している。日本も新しい貧しい人=都市部の貧困、は増えている。
そして農業政策。食品大企業のお金になる作物(コーンとか)ばかり補助金を出している。
都市農業、そして小規模農家の応援は、所得に関する社会構造や、アメリカ全体の政策のひずみから生まれたものでもある。
収穫の多い1日だったので、ラップアップのためにカフェで最後の休憩。同行してる人もインターンだけど、大学からアメリカで環境学を学び、現在環境政策を学んでいる大学院生。
低所得者の問題だとかを聞いた。
出張に来て、日本ではみえなかったニューヨークの都市農業の輪郭が見えてきたような日でした。