5.19.2015

留学記事②「イギリスの寮生活」

こんにちは :)
今日は私が住んでいる寮の紹介をしたいと思います!
外国の寮って学校のHPの写真じゃ信用ならないですよね(笑)

自分が寮を探すときにあまり記事をみかけなかったので、特にUniversity of Essexでaccommodationに迷っている人の役に立つようなことを書きました。
なので結構細かいです^^;


留学記事①「イギリスの大学のスケジュール」はこちら


  • 概要
私はイギリスのColchesterという街にあるUniversity of Essexという大学に通っています。EssexのColchesterキャンパスには大きくわけて5種類の寮が用意されており、私はUniversity Quaysと呼ばれる寮に住んでいます。

postgraduateの人はpostgraduateのフラットメイト、undergraduateの人はundergraduateのフラットメイトがあてがわれます。なのでpostgraduateのフラットは基本静かです :)


  • Quaysはどんなかんじ?
私のフラットは en suitといって各部屋にバス・トイレがついたビジネスホテルのような部屋です。建物は4階建てで、同じようなビルが20棟くらい並んでます。

立地は学校から一番遠くて、教室までは15〜20分くらいかかります。でも近くにコンビニとドミノピザがあるのでわりと便利かなーとは思います。
私は通学中に頭を切り替えるタイプなので丁度良い距離だと感じています。



さて中身の紹介です!


  • キッチン!
共有キッチンはコンロが4つと棚が1人1つずつあります。冷蔵庫が小さいのが少し不便ですが、オーブン、電子レンジ、電子ケトル、ライスクッカーが用意されているので来てすぐに炊事が始められます。

ちなみに、うちのキッチンはだいぶきれいな方です!(写真)
1人だけ困った子がいるのですが(後述)、他のメンバーはみんなきれいに利用してくれます。基本的にほかのフラットはどこも食器類出しっ放し皿洗いは後回しで机の上にも色々放置されてます。

たまに気分転換にキッチンで勉強したりもします :)





  • MY ROOM!
まあまあ快適です。多分日本の1人暮らし学生ワンルームと同じかそれ以上。
窓が北向きにあることを除けば満足かな、、冬は寒かった…w



机も広くて、コンセント4つと備え付けのライト、棚が4スペースあって使い勝手が良いです。(机の上の青いのはmacbookair11インチ。)




気になるバストイレも、まあまあきれいで広いです。(冬にお湯が出ない日が何回かあったけどねw)←repairを呼べばすぐ直してくれます。
シャワーのヘッドが固定されているのが難点ですがまあ慣れます。

写真右手のドアが部屋のドア、左手をあけるとバス・トイレになってます。2つのドアの間にある長方形の白いものはセントラルヒーティングという暖房器具。冷え性なので冬場はこれでは足らず、キッチンで勉強していました。






  • 気になるお値段£££
Quaysは約£117/週(£467/月)で、日本円に換算すると87000円弱/月というところです。(1ポンド=187円)日本円に換算すると高いですが、こちらではほぼ1ポンド100円の感覚で暮らしているので、アパートを探して住むことやロンドンの寮・宿に比べたら安いほうだと思います。

全ての寮は水道・光熱費、Wifi費込みの値段です。


  • おまけ:うちのラブリーなフラットメイトたち!
うちは7人で生活していて、その中で特に3人の子たちと仲良しです :)
そんなフラットメイトの紹介を!基本みんなマスターです。こういう感じで専攻国籍ばらつくんだ〜という参考になればな、と思います。

M:カナダ人の女の子。専攻はHuman rights。一番おしゃべりで料理好きでヘルシー志向。日本の女性の人権に関する問題やニュースを伝えると「Is it 2015 in Japan?!」と憤慨するなどおもしろいです。(おもしろくないぞー!)

H:インド系イギリス人の女の子。専攻はPhycoanalysis。私の中で一番きれいな英語を話す。Mと3人で彼女のゴシップを話すのが楽しいです。笑

L:中国人の男の子。専攻はFinancial business?。21歳にしてPhDの中国奨学生。中華料理ばかり作る天然系男子。MとHと4人でしょうもない話とかよくする。

S:イギリス人の男の子。専攻はInternationalなにか(忘れた)。170cmロリ声のノルウェー人の彼女を連れ込むためもはや彼女もフラットメイト。音楽爆音、食器洗わず、深夜も早朝もうるさい(いつ寝てるの??!)など、唯一の問題児。だけど人当たりが良すぎるのでなかなか注意できない…性格は悪くないから6歳児ということで上3人と話をつけた。笑

Invisible Chinese girl:中国人の女の子。専攻はBusiness。彼氏の家に入り浸るためレアキャラ。名前は前に住んでいたブラジル人のおじさんがつけた。

タイ人の男の子:名前忘れた…。この子は4月に来てPresessional courseに在籍中でやっぱりタイ料理ばっかり作っている。


基本的にはどこのフラットも過半数がSみたいな感じなので、うちはかなり恵まれていると思います。とくにM、H、Lとは生活の波長も気もあうから本当にらくだし、最近では帰国するのが寂しいくらいです。


  • おわり
寮生活、見た目は無機質ですが、たった1年の修士のためだったら利便性を考えて寮をおすすめします。特にEssexはまわりになにもなく、宅飲みかキャンパスのバーで飲むのでソーシャライズしたいなら寮です。

フラットメイトの行動に驚いたり、おしゃべりしたり、お互いの料理つまみあったり、というのが日常的にできるのが寮で留学生活を送る醍醐味かなって思います!

この記事がEssex進学者の目にふれる日はくるのかしら(笑)

おわり



5.11.2015

留学記事①「イギリスの大学のスケジュール」

テスト勉強への集中力がテスト2日前にして完全に霧散してしまったので気分転換にブログ書きます!ずっと書こうと思っていたイギリス留学に関する記事です。留学ブログっぽい?笑

まずはイギリスの大学のスケジュールを年間と週間にわけて紹介しようと思います :)
留学したい友達からも、旅行に来たい友達からもよく聞かれる質問です。

留学記事②「イギリスの寮生活」はこちら

  • 1年間の流れ:10月に始まって、その後は…?
画像はhttp://grow.weblike.jp/immature_design/images2/post/1128.jpgから頂きました


日本とは違う10月始まり、冬休みと春休みの長さとか、よくわからないですよね。
ということで簡単に図にしてみました!
日程は2014年〜2015年です。(すみませんが拡大して見てみて下さい…



それぞれの期間で何をするかというと、

- 秋学期・春学期:日本で言う「前期・後期」です。夏学期は授業がほとんどないので、1年間のカリキュラムをこの5ヶ月間で詰め込みます。なので進度は早いです。各学期に、中間試験(mid term exam)やエッセイ課題の提出などが複数(2〜4個?)あるのでみんな毎週何かに追われています。

- 夏学期:この時期は、各モジュールのクラス(後述)が1回〜2回あるので秋学期や春学期ほど授業が詰め込まれているわけではありません。週に3時間ほど授業を受けて、あとは自習にあてます。

- 試験期間:これは日本と似ていて、この期間の中でまばらに試験がある感じです。私は経済学部で全モジュールに試験があるため6つ受けます。

- 冬休み・春休み:これも日本と同じです。冬はたいていみんな実家に帰りますが、春は試験勉強を始めたり、旅行に行ったりします。学部によっては休み明けに課題提出があり、小学校の頃の「夏休みの宿題」的なものを抱えて休みを過ごしているそうです。

- 夏休み長いです。イギリスはアメリカより長いと思います。みんな実家に帰りインターンをしたりバイトをしたりなんやかんや充実させるそうです。


1年過ごした感想としては、学期中は授業よりも課題提出や中間試験対策に追われていた感じでした。日本で8ヶ月×4年間でやることを、イギリスは5ヶ月×3年間で終わらせるので、進度に差はあると思います。(日本の32ヶ月間よりもこの5ヶ月間のほうがいっぱい勉強した気がすry...
あとは夏学期〜夏休みまでの流れが日本との大きな違いかな、と思います。




  • 1週間の流れ:授業4科目しか取らないって暇じゃないの?
画像はhttp://www.essex.ac.uk/study/ug/から頂きました


日本では1週間に15科目とかとっていましたが、イギリスでは1年で8科目分しか取りませんでした。でも一週間に4科目しか授業がない=4コマのみ、ではないのです!

ということで今度は私の時間割をだしまーす!



これは春学期の時間割です。(※EC201などは科目コード)
これを見るとわかるように、イギリスでは1つのモジュール(授業・科目)に対して、2時間のレクチャー1時間のクラスがあります。
すなわち、1モジュールに対して週に3時間の授業があるということです。
なので5モジュール取っていた春は週に15時間の授業がありました。ほぼ日本と同じ!


- レクチャーとクラスでは何が違うのか?

レクチャーは、名前の通り講義です。先生が教科書やスライドに沿って講義をします。
クラスは、経済学部では「演習」という感じで、毎週出る練習問題の解説の時間になります。他学部では出されたReading(読み物、本や論文や記事)をもとにディスカッションをしたりするらしいです。


- イギリスのカリキュラムの良いところ

基本的にレクチャーの翌日以降にクラスがあるので、講義で学んだことをその週のうちに深めたり復習する機会があるということになります。日本の講義は大抵受けたらうけっぱなし、なのですが、こちらでは演習やディスカッションで知識を使うので、習ったことが定着しやすくなっていると思います。
高校のときと同じような勉強方法でやれるので、私は日本よりもイギリスのカリキュラムの組み方が好きです。

留学先を決めるとき、「モジュールをもとにコースを決めるといい」などのアドバイスをよく頂きました。日本にいるときは、「授業内容が文面だけでわかるのかな?」と思っていたのですが、こちらではシラバスの通りに授業が進み、1科目に日本の3倍の時間をかけるので、シラバス通りの深い理解、習得が可能です。




  • おわりに
海外の大学は入ると課題が多く、入るのは簡単だけど出るのが難しいといいますが、それは一般論であって専攻や大学レベルによって大きくかわると思います。

でも多分日本で社会学部や文学部や食料環境経済学科(!!)をするならば、イギリスでやったほうがより深い理解につながるのではないかなと思います。日本だと授業は教授のスライド、卒業してからはゼミで扱ったものしか覚えていないイメージですが、イギリスでは各授業で教科書通りに進み、クラスで復習したり何個もエッセイを書かされたりするのでより丁寧に学問に向き合っているような気がします。勿論日本で同量の勉強量を強いるコースもたくさんあるとは思います。

イギリスの難点としては、時間がかつかつなので教授の無駄話などは少ないところです。その点では日本のほうが色んな興味の種が落ちているのかな、なんて思います。


おわり。

5.09.2015

5月、テスト月間!

こんばんは、5月になってイギリスもあたたかい日々が続くようになりました。
最近はロンドンに行く日も晴れてる日が多くて、冬とは全然雰囲気が違くてうきうきしてしまいます。

さて、4月の振り返り。

①生活
かなりオーケー!
特にヨガ続けられたのが嬉しかったです :)
気分的に80%くらい達成?薬も飲めてるし。

②勉強
まあ進度はそんなに理想的に行きはしなかったのですが
やるべきこと結構やったのでいいかなあと。ミクロマクロの復習はやった。
edXはパス。途中でパソコンが壊れたので諦めました。笑
達成度は気持ち75%くらい?

③ほか
パソコンが壊れてしまい2週間くらいno laptop生活で色々遅れてしまったのですが、大学院進学手続き、インターン応募、もうひとつのインターンの話を進める、RAの仕事を作るなど、なかなか色々進められた気がします。
音楽聞けたのよかったよね♩
LSEに講演聞きにも行ったのですが、やや難しかった。inequality in England の話だったのですが、England国内の事情に疎いのであまり…というのと、redistribution, predistributionをベースにしたプロポーサルをどんどん出す感じだったので頭がついていかなかったです。でも経済学のimplicationっていうのがわかったから少しよかった。経済学分野の論文などは全然まだ読んでいないので。

こちらも達成度わからないけど、満足度は高いです(*^_^*)

晴れの日が増えるとQOLがあがっていくのかな。笑



さて、5月はテスト勉強に全力です!
目の前にテストがあるとわざわざ自分で目標をたてるまでもなくエンジンかかるみたいです!

最近は友達と過去問を解いていて、今まで習ったものが使えるようになるのがとても楽しいです。
去年日本で買って持ってきたアベノミクスの本でマクロ経済学的を用いて政策を評価しているものがあるのですが、それの意味がわかるようになってきてそれも嬉しいです。勉強している意義ってそこだよね。

①極力規則正しく生活して(自炊、薬、睡眠)
②戦略的にテスト勉強すすめていくぞ!

おわり。



5.04.2015

Classical Music

最近仲良くなった友達がチェロを弾いていて、色々お話を聞かせてもらったりコンサートに行ったりして、4月はクラシック音楽にふれる機会がとても多かったです。

ひとつは、ロンドンのRoyal Festival Hallであった大きなクラシックコンサート
Daniel Barenboim (conductor) & Staatskapelle Berlin (orchestra) with Martha Argerich (pianist)
曲はベートーベンのピアノ協奏曲第1番とシュトラウスの英雄の生涯。
音楽に関しては全くの無学なのですが、超有名な指揮者とピアニストによる演奏だったようで有り難い機会だなあと思いました。個人的には英雄の生涯の方が聞きやすくておもしろくて好きでした。戦ったり、安息を感じたり、っていうのが感じられて楽しかったです。

もうひとつは、友達自身の演奏するコンサート。
曲はヴェルディのレクイエム。
Essexのオーケストラとか、Essexのコーラスの人たちが、Essexの小さな学校をかりてやっていて、イギリスの田舎の違う側面を見た気がしました。ロンドンでは味わえない空気感。
そしてイタリア語の歌を聞いて中高で意味もわからず歌った歌を思い出しました。レクイエムが耳なじみがよかったのは曲が有名だからなのもあるけど、そういう記憶もあるのかなーなんて思ったりもします。


大学に入ったときに絵画を見る目を養おうって決めて、学部のときはよく美術館にフラフラと行っていました。(京都の平安神宮の近くの美術館はよく色々な展示がきてリッチでした!)

今回でクラシックの良さの片鱗をつかんだ感じがしたので、これからはクラシック鑑賞も意識的に生活に取り込んでいきたいなあと思いました。
やっぱり生の音はひきこまれるなあ

そしてチェロがうまい友達とピアノがうまい友達にはいっぱい弾いてもらおうと思いました。笑

R.I.P to my dearest friend

My close friend in Tucson committed suicide It was Saturday morning here 7:30am Woke up and checked my phone Had a message from Tucson...