3.11.2015

3月になっていました

気づけば2月も3分の1が終わり、エセックスでの授業も来週で終わってしまいます。
先月たてた目標の振り返りと、残り3分の2の3月の目標でも。



  • 2月ふりかえり

①勉強(達成度40%)

first degreeには全くもって届かず...
ミクロ○:結果?、やれることはやった。
マクロ○:結果76点、やれることはやった。
経済数学×:結果56点、やってしまった…ほぼのーべんでした…
計量経済×:結果?だけど多分最も悪い。復習追いつかず…
日々の予習復習×:テスト勉強で復習はしたが、日々の勉強は全くできなかった。

反省。
summer examではこのようなことのないように、
4,5月は実現可能な計画を立てて挑みたいと思います。


②生活(達成度75%)

自炊◎
ヨガ◎
睡眠サイクル△:3週目は12時から飲みに行ったりしてしまった。


③ブログ更新(達成度0%)
これは仕方ないかなーと思います、4, 5月へ後回し。



  • 3月の目標

①勉強

3月残り一週間半の勉強目標は、
・計量経済の課題を完璧な状態で提出することと(これは可能なレベル!)
・開発経済のタームペーパードラフトを提出すること
です。

とりあえずやることやろう、、、


②生活

睡眠サイクルは期待しないことにします。
テーマをかえて、
・処方された漢方を1日3度食前に服用すること
・春休みもヨガを継続すること
にします。


③旅行

全然勉強してないのに旅行するだと、、?!って感じですが、します!
というか、訪れてくる人が多いです。
・8, 9日の友人coupleとのロンドン
・20~22日の彼氏とのロンドン
・23~26日の友人とのモロッコ(これだけ自発的旅行)
・28日の友人とのオックスフォード
4,5月は勉強するだけなので、今月遊べるだけ遊んでおきます。
目標は
・ミラノ万博へ行けるだけの予算(200ポンド)を残して遊ぶ
ですね。(笑)


  • 目標をたてる、ということ
2月の目標達成度、全体的にダメですね。(笑)
でも今回、自分が到底無理な目標を念頭において生活していることがわかったのが収穫かと思います。書きおこすと理想と現実のすりあわせがかなり捗りますね。haha
実はこのように月々の目標を決めるというのは初めてでした。
先日書いた完璧主義の記事ともリンクする話ですが、こまめに実現可能な目標をたてることが自分と向き合ういい方法なのだと思います。なので、今後も継続していこうと思います。


  • 月に1度は自分を見直す日を
今日は朝イチの授業に寝坊してしまったので家にこもってたまっていた家計簿やiPhoneの中身整理(iPodが壊れたけどiPhoneは容量オーバーで音楽入らなかったので)、各所へのメール返信とこうして目標をたてることなどしてました。
私にはまだまだ、日常をこなしながらこまめに見直すということができません。学生として時間がある限りはこのやり方でいいかなと思います。

先月はテスト勉強しないと、という気持ちが大きくてそれ以外があまり見えておらず、お酒を飲むことがストレス解消みたいになってしまいました。(個人的に人間関係のストレスがあったこともあり。あと飲み会が楽しくて!)今日久しぶりにFacebookをゆっくり見てたら、色んなinspiringな情報が流れ込んできて、すごく気持ちが上向きになりました。元インターン先の方へ連絡せねばならなかったこともありますが、やはり自分の興味・関心のネタを自分に補充してあげるのも大切だな、と思いました。

少しずつ自分の満足する自分になれたらいいな。



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来月の今頃には大学院の結果も全て出そろって、これから2年の私が見えているのでしょうか。
今のところfunding offerをもらった学校にしようかと思っていますが、あと数週間にかすかな期待を抱いて過ごそうと思います。
そして、そろそろ途上国へ行く予定をたてたいです。去年よりもパワーアップした自分で乗り込みたいです。


かしこ。

3.02.2015

Fabulous February!

2月は色んなことが盛りだくさんであっという間に終わってしまいました!
結構楽しいことも多かったので日付ごとで振り返ってみます :)



  • 4日、Jeffry Sachs の話を聞く


LSEでJeffry Sachsの講演があるということでたまたまロンドン行く日でもあったから行ってきました。
タイトルはSustainable Development. (ああ、いつもの…)「今までの開発(ただのDevelopment)はある意味成功しており、1990年に43%だった貧困率は現在17%まで激減した」「けれども果たしてそれは持続可能だったか?」「所得格差とsocial exclusion, 人口像か、環境危機の増加は止まらない。これからは持続可能な開発(=sustainable environment & social inclusion)を目指す時代だ」というような話です。

そして、持続可能な開発の達成には、テクノロジーが大きな役割を担うだろうということで、Resilient Agricultureを含む複数の分野に関して15こくらいのテクノロジーにメンションしていました。また、3つの大きな合意形成の場がある今年は、持続的開発にとって大きな1年になるだろうとのことです。


本筋とは離れるのですが、政治家は真実とは別の軸(=票を集める)で動くから、大学の役割は真実を伝えることだ、というメッセージが最も心に響きました。すなわち、unsustainableなことでも政治家は行いますが、その真実をつきsustainable developmentに誘導(?)するのがアカデミアの役割だと。(やや私見含む)


そしてその後著書にサインをもらいました!笑
(けど個人的には12月にあったイースターリーの講演に行って彼のサインが欲しかったな、、、やっぱサックスの話はなんか美しすぎるし合意形成のその先のほうが興味あるし、、)





  • 5日、マスターに受かる

アメリカの農業経済のマスタープログラムに1つ受かりました。
他はまだ結果が出ておらず…結果が出そろい次第進路が決まりますが、とりあえず来年はアメリカです!





  • 17日、花とパンケーキと女子会と

フラットメイトと共通の友人を呼んでパンケーキパーティをしました!
結局6カ国の女子8人集まったものの、イギリス人はおらず、完全にアメリカンなパンケーキでしたが楽しかったです。イギリスのパンケーキは日本のクレープみたいでレモンを入れて作るみたいです。
こちらはバレンタインデーに男性から女性に花を贈るのが風習だそうで、15日以降は売れ残ったお花が格安で売られてたので思い切ってテーブルをデコレーションしました!




みんなで何かを食べるのはやっぱり楽しいからまたやろうねって言って解散。
みんなが去ってからフラットメイトと「We got it!」とハイタッチ ;)





  • 22日、デコラティブな進路を!


22日はIDDPさん主催のキャリアワークショップがありロンドンへ行ってきました。
キャリアワークショップ自体は結構堅実なお話で、別のところで消化します。
そこで隣に座った子が、障害と開発をテーマにしていてとても興味深かったです。


その後、イギリスに着いたときに泊まった宿で友達になった、グラフィックデザインを学んでいる友達とごはんに行ってきました。

奇しくも私の大好きなアーティスト、The SelbyがSelfridge(高島屋みたいなデパート)のウィンドウディスプレイを行っていた時期なのでそれも見てきました。
ずっとファンだったので彼がキュレートした世界観を大きなディスプレイで見れたのはとても嬉しかったです。(基本は写真ばかりなのですが、たまに映像を作ったりもしています。)

画像はhttp://theselby.comより

友達はすごく個性的な子で、でもしっかりと一点を見つめていて、会うのは2回目だけれども本当に良い時間を過ごせました。彼女のデコラティブな感じがすごく好きで、いつか私が本を書くときは編集してね、という話をしておわりました。



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2月はアプリケーションもおわって、5ヶ月目にして漸く留学生活が楽しめた感じがしました。最後の一週間は少し人間関係でうまくいかないことが多く、イライラしていたのですがそれを除けば結構いい感じだったかな?
この記事でハイライトした4日はとても楽しくて、留学してよかった!って強く思いました。


完璧主義とつきあう

自分がポジティブなときとネガティブのときの差がいい加減激しく、完璧主義だということにも薄々気づいていてるので、まじめに "Perfectionism" に関する文章を読んで少し分析してまとめてみました。(これがもう完璧主義!笑)



  • 2種類の完璧主義
まずは2つの完璧主義の紹介から。


1つめが、Pathological Perfectionism.
これが一般的に言われる「きちんとできないと無理!」という負の完璧主義で、さらに3種類にわかれます。
1)Self-oriented: 自分に対して到底不可能な基準を設定する
2)Other-oriented: 他者に対して自分の高い期待を押し付ける
3)Socially-prescribed perfectionism: まわりの人から高い期待をもたれているように感じる


2つめが、Positive Perfectionism.
これは、「仕事に全力で打ち込んでいてすてき!」な人の正の完璧主義。

少し概念的な(カルヴァンの職業召命観を彷彿させるような)話になるのですが、そもそも、完璧主義とは「自分の運命を達成し、可能性を理解し、天職を全うすることへの内側からの要求」であり、情熱をもって天職に没頭しているときのその情熱こそが「完璧主義」といえるそうです。

このタイプの完璧主義は人に限界があり、完璧が不可能なことも理解しているため、失敗から何かを学ぶことを知っています。
(なんだそれ完璧じゃないか!)


  • 負の完璧主義はどうしてうまれるのか?
正の完璧主義だけだったら最高ですよね。でも負の側面を持っているから悩んでいるわけで…原因は以下のような一連の過程だといわれています。

人生の早期の段階で、自分の何かの達成度を他人から評価されてきた
→自信をつけるのに他人の評価が基準となる
→他者の批判などに過度に傷つきやすくなる
→自分を守る方法として完璧を目指そうとする

その結果うまれた完璧主義は色々な負の感情と関連しています。
例えば、失敗への恐れ、間違えの恐れ、受け入れられないことへの恐れ、1か100かのマインドセット、過剰な量の「〜すべき」、他者は簡単に成功をつかむという思い込み、などです。



  • 良い方へむかうために。
基本的に、他者からの期待を切り離して自分の夢や欲をベースに目標を設定することが重要です。まずは、完璧主義は望ましくなくて、幻想で、到達不可能であることを理解することから始まります。次に、自分を傷つける考え方や行動をやめることです。


例えば…

・大きなゴールを1つではなく、小さなゴールを連続的に設定して、少しずつ達成していくこと。
・自分が成功できる基準を実験していみること。例えば今まで100%でやってたことを80、60%でやってみる。完璧じゃなくても死なないことがわかるとのこと。(おもしろい)
・結果だけじゃなくて過程に目を向けること。どれだけ達成したかじゃなくて、どれだけ楽しんだかも評価すること。
・不安や鬱は自分自身に「無理しているんじゃない?」という質問のきっかけにしてみること。
・たくさんのポジティブなことは、失敗して始めて出会えるということを理解する。(アメリカンだよね)もっと具体的に言うならば、最近やった失敗から学んだことや学べること全部書き出してみる。
・1か100か思考を避ける。優先順位をつけることを学ぶということ。


だそうです。
最近、「完璧主義を治すって考え方、やめませんか?」という記事を見つけてすごくいいなと思ったのですが、これは、「自分が成功できる基準を実験してみること」の例だと思います。

  • 正の完璧主義は本当か?

実験によると、Self-orientedタイプの完璧主義者はその完璧主義的側面が学業成績や人生の満足度と有意な関係があるそうです。(他2タイプは有意な結果が出なかったらしい)
しかも、学業成績に対してはポジティブな関係があり、内発的なモチベーションの高さや仕事に対する勤勉さがみられるとのことです。
人生の満足度に関しては仕事の出来具合との密接な関係があるそうで、それはなんだか完璧主義って感じですね。


  • 以上を踏まえた上での自分に対する考察
私は、1)self-oriented タイプの完璧主義です。
多分誰よりも自分自身が自分を許せなくて、たまに自分が達成したことをfacebookに書いてたくさんいいねもらって漸く自分に価値があると納得する感じです。
以前までは1と3だったのですが、大人になって親と話すうちに、親から感じてたsocially-presicribed perfectionismが解放された気がします。

原因も典型的で、親から言われる3種類の言葉として今でも残っているのが「それでできたって言えるの?」「(少しでもミスがあれば)全然ダメじゃん」「(非効率な方法をとると)ちゃんと考えて行動しろ」なので、何事も最も効率的な方法で完璧な状態にもっていって始めて、評価の対象になります。「当たり前のことを当たり前に」できていたので、過程に価値などありません。

ただ、好奇心旺盛でチャレンジ精神も豊富な家庭だったので、正の完璧主義の側面ももちあわせています。
「これ!」という目標を見つけたときのエンジンがかかる感じ、一直線な感じはとても気持ち良いし、経験上それなりの結果もついてきます。今思うと、浪人までの人生19年間、ずっとこの状態でいれたほうが異常だったのかもしれません。(19年は言い過ぎだけど、中学受験を始めた小5から)



この正と負のバランスをこじらせ始めたのは大学入学後合わない部活と合わないクラスに身を置いてからで、それまでのように「当たり前のこととを当たり前にこなせ」なくなりました。大学後半2年くらいで、他人がそう容易に成功するわけではないこと、みんなわりと失敗していること、「当たり前のことを当たり前に」は難しいということを知り少しずつダメな自分を受け入れるようになりました。新しい目標が見つかったり、気の置けない友達ができたのもとても大きいです。


  • 負の完璧主義の防止のために

ということで、正の自分をのばしてあげて、負の自分を看てあげられたらいいなと思うわけです。

まずは、自己肯定感がぬけているので、掲げた短期目標への達成度をきちんと評価してあげることかなあと思います。その際過程に目をむけることと、次の目標に対しては達成可能なものを設定すること。
高い目標をたてるよりも、たくさんPDCA回すことを考えることですね。

あとは、同じような思いをもつもの同士で「がんばってるよね」って励まし合うのをわりと今までやってきました。

具体的ではないのですが、具体的な目標設定は後ほど他の記事で書こうと思います。
他にもある気がするけれど、少し頭が疲れてきたので今日はここで…。




(参考文献)

Olsztynski, J. (2001) "Perfectionism - Is it A Good Thing?" PM Engineer. 
Diamond, S. A. (2008) "Perfectionism, Competence and Creativity" Psychology Today.
Capan, B. E. (2010) "Relationship among perfectionism, academic procrastination and life satisfaction of university students" Procedia Social and Behavioral Sciences (5) 1665-1671


R.I.P to my dearest friend

My close friend in Tucson committed suicide It was Saturday morning here 7:30am Woke up and checked my phone Had a message from Tucson...